キミだけのお手伝いさん。

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体調はみんなのおかげですっかり治って、朝からユウタさんのベッドを綺麗にしようと思ってシーツを洗おうとした。








「もう治ったの？」


ユウタさんと寝ていたはずのマークが朝から早く起きて、もう出勤しようとしていた。





『うん、みんなのおかげで治ったよ。』


「良かった〜！でも治ったらすぐ仕事するの？｣


『ユウタさんのベッドのシーツ使わせてもらったし、もしかしたら風邪の菌があるかもしれないから。』


「そっか…でも無理しないでね。」


『大丈夫！マークも気をつけてね。今から出勤でしょ？』


「そう…よし、頑張ってくる！Aも頑張ってるし！」


『うん、頑張って！』








マークの顔は少し疲れてた。
でもお仕事になるとすぐに切り替えて疲れた素振りを見せたりしない。


マークは努力家で我慢強いな。


でもこんな朝早くから大変だな…
私と同い年なのに働き者だ。









「A、もう大丈夫なの？」


『あ、ドヨンオッパ。うん、もう元気になったよ。』


「そうなんだ。良かった…でも治ってすぐに仕事なんかしなくていいのに。」


『でもユウタさんのシーツ洗ってあげないと私の菌移しちゃうし…』









「…そんなにユウタヒョンのこと好き？」









『え…？』


「あ、ごめん。やっぱり何でもない。」









ドヨンオッパは私にタメ口を使ってって言ってからずっと様子がおかしかった。




すると、ジェヒョンが起きてきて私達のところへ来た。









「A、おはよ。もう治ったの？」


『うん、みんなのおかげで治ったよ。』


「良かった〜！あ、ヒョン。ここに居たんだ。」


「ずっといるよ、うるさいな！」


「何にヤキモチ妬いてるのか知らないけどカリカリし過ぎだよ？」







ドヨンオッパはずっとムスッとしてる。


それに対してジェヒョンは表情に余裕がありながらニコニコ笑っておちゃらけてる。









「さっきヒョンのこと、オッパって言ってたの聞こえたんだけどいつからそんな関係なの？」


「そんなのジェヒョンに関係ないだろ！」


「ほら、すぐカリカリする〜」

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