キミだけのお手伝いさん。

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ユウタさんと携帯を買いに行って、その後にテヨンさんから「とりあえずユウタと俺の番号だけは登録しておいた方がいい。」と言われた。









その日からずっと
ドヨンさんが怒ってる。





なんでだろう。



今日はずっとドヨンさんに見られてるというか…睨まれてるというか…









「…言うことないの？」








なんだろう…
なんで怒ってるんだ？









「あーもう…なんで分からないの？約束したのに…」


『もしかして…携帯のことですか？』


「それ以外何があるの。」


『あれはユウタさんが契約してくれたからしょうがないですよ…』


「それはしょうがないにしてもなんでテヨンヒョンの方を先に教えるの？俺と約束したのに！」


『それは…リーダーだから…』


「なにそれ。それが理由？」


『だってお仕事を休むときがあるなら俺に連絡しろってテヨンさんが…』


「…もういいよ。」









うわ…
めちゃくちゃ拗ねてる。



そんなに怒らなくてもいいのに。









『ドヨンさん…』


「うるさい。」


『ごめんなさい…』


「大体、ジェヒョンにはなんでタメ口なの？」


『それはジェヒョンがタメ口でも良いって言ったからです…』


「ジェヒョンって…名前も呼び捨てなんだ…」








ドヨンさんは頭を抱えて何かに悩んでいた。
また私変なことを言ってしまったのかな…









「…俺にもタメ口でいいよ。」


『え？急にですか？』


「…俺だって仲良くしたいの！」








そう言うとドヨンさんの顔はどんどん赤くなっていく。


「あー、もう！」ってめちゃくちゃ怒ってる？！









「俺のことはこれからタメ口で話すこと！それと…オッパって呼ぶこと！分かった？」


『は、はい…分かりました…』


「分かりましたじゃない！」


『あ、ごめんなさい…』


「はい、オッパって言って。」


『…え？でもオッパって兄妹の兄って意味ですよね？』


「韓国では親しい年上の男の人のことを女の子はオッパって言って、逆に男の子は年上の女の人にヌナって言うんだよ。」


『あー、なるほど…オッパ…ですね。』


「うん。今日からね！分かった？」


『はい…じゃなくて…うん、わかった。』









ドヨンオッパは満足気に笑うと
私の携帯電話を聞いてきた。


良かった…機嫌なおったみたい…

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