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私は次の日からみんなに誕生日を聞いた。
聞いてからすぐにメモをする。
手帳にみんなの誕生日で埋まっていく。




あとは…ユウタさんとテヨンさん。







『あ、テヨンさん。』

私の横を通りすぎたテヨンさんを止めた。



「なに…」

あれ…今日も機嫌悪い?




『あ…いえ。何でもないです。』


「変なの…」


『すみません…』






あーやっぱり怖くて聞けない。
すぐに聞けばいいのに何故か緊張してしまう。









「Aちゃん、何してんの?」


『ユウタさん…あ、あの誕生日を皆さんに聞いてるんですけど…』


「誕生日?」


『はい…ユウタさんはいつですか?』


「俺は10月26日だよ。もう終わっちゃったけど。」


『あ、ありがとうございます!来年におめでとうって言えるようにこの仕事頑張って続けます。』


「ありがとう。でもさ、みんなに聞いて回らんでもネットに書いてあると思うねんけど?」





ユウタさんは「ほんまそういうとこAちゃんらしいわ〜」と言いながら笑ってた。


言われてみればそうだ。
みんなアイドルだった…
有名人なんだよな…
そう考えると不思議だな。


私、有名人と一緒に過ごしてるんだ。






「で?後は誰に聞くん?」


『…テヨンさんです。』


「おぉ、大トリやな!」


『笑い事じゃないですよ。本当に緊張して聞けないんです…』


「そこは勇気を出して聞くしかないやろ?Aちゃんならできる。」


『…はい。頑張ります。』







大きなため息をついて
どうしようか…
どうやって聞こうか…






「…あーもう。そんな顔されたらしょうがないな〜ってなるやんか。ほら、行くで。」



ユウタさんは私の手を取って
テヨンさんの部屋に連れていかれた。







「俺がいるから大丈夫やろ?」


『…ユウタさん、どうしよ。』


「大丈夫やって。ほら、やってみよ?」







私は静かに頷くと、テヨンさんの部屋のドアをノックした。


テヨンさんの声が聞こえて、入ってていいか確認をしてからゆっくりとそのドアを開ける。

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設定タグ:NCT127 , NCT , テヨンユウタ   
作品ジャンル:恋愛
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ぷぅ(プロフ) - ぱくつぃさん» ぱくつぃさん、コメントありがとうございます!亀更新ですが頑張ります! (2018年1月25日 1時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱくつぃ - めっっっちゃおもろいです!!早く読みたいです!!更新お願いします!!! (2018年1月24日 17時) (レス) id: 9467b16ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - あゆさん» あゆさん、ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年1月21日 17時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - とてもおもしろいです!続き楽しみにしてます(*´˘`*) (2018年1月19日 19時) (レス) id: 3f60a908f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷぅ | 作成日時:2018年1月5日 21時

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