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「え?野球選手?」
ジェヒョンは驚くと笑いがこみ上げてきて止まらなかった。
『ちょ、笑い過ぎだよ…そんなに面白いかな…』
「本当めちゃくちゃ面白いよ!ユウタヒョンも面白いけどAも相当笑える!」
『いや、私はただの天然バカだと思うけど…』
「そんなことないよ。Aもユウタヒョンと一緒で面白いし自分をしっかり持ってる人だからみんなとすぐに仲良くできるよ。テヨンヒョンとも…ね?」
『仲良くできるかな…』
「できるよ!まずは俺と仲良くなろう。」
そう言うとジェヒョンは私の手を握って握手をしてきた。
この前と一緒でお手手がふわふわしていた。
『ジェヒョンとは仲良くなれる気がする。』
「本当に?」
『うん!だって優しいし…』
「俺はAにだけ優しくしてるつもりなんだけどな〜。」
『そうなの?』
「そんな真面目に受け止めないで。恥ずかしいから。冗談だよ、冗談!」
ジェヒョンは目がなくなるような笑い方をする。
そんな笑顔がすごく可愛い。
それと低くて優しい声が落ち着く。
すごく頭が良くて私が困ってるとすぐに助けてくれる。
外見は小悪魔っぽくても本当は真面目なんだ。
もしかしたら性格も小悪魔かもしれないけど…
テヨンさんやユウタさんよりジェヒョンは年下だけどしっかり者だ。
こうしてみんなと過ごすことが多くなると、話すことが増えて前よりは仲良くなれたと思う。
そのおかげでそれぞれみんなの性格が分かってきた気がする。
この調子でみんなともテヨンさんとも仲良くなればいい。
焦らなくたっていいんだ。
せっかく仲良くなれたんだからみんなの誕生日とか知りたいな。
『ジェヒョンの誕生日っていつなの?』
「俺?2月14日だよ。」
『バレンタインデーなんだね!』
「うん…自分で言うのはちょっと恥ずかしくて…」
そう言って笑いながら照れる彼。
バレンタインデーか…
聞いたからには何かお菓子でも作ってプレゼントしないとね。
あ、そうだ。
ユウタさんはいつなんだろ…
また考えてしまう。
ダメだよ、仕事しに来てるのに。
お母さんだったらどうする?
お母さんはみんなと仲良くできた?
私はすぐ変なことばかり考えてダメだよね。
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ぷぅ(プロフ) - ぱくつぃさん» ぱくつぃさん、コメントありがとうございます!亀更新ですが頑張ります! (2018年1月25日 1時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱくつぃ - めっっっちゃおもろいです!!早く読みたいです!!更新お願いします!!! (2018年1月24日 17時) (レス) id: 9467b16ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - あゆさん» あゆさん、ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年1月21日 17時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - とてもおもしろいです!続き楽しみにしてます(*´˘`*) (2018年1月19日 19時) (レス) id: 3f60a908f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷぅ | 作成日時:2018年1月5日 21時