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寮に帰って、今日のことを思い出すとユウタさんのことが鮮明に浮かんでくる。
テヨンさんに怒れたことなんてもう気にしてない。
ユウタさんは私を元気の源なのかもしれない。



ニヤけが止まらない…




だってあんな状況ドキドキしない人なんていない。




親指がちょうど唇に当たった瞬間に触れられたところに全神経がいって不思議な気持ちになった。






でもユウタさんはアイドルだ…
こんな私が好きになったところで振り向きもしてくれないだろう。








好き?






私、今好きって言った?









好きなわけない。
好きじゃない好きじゃない。








どれだけ自分で暗示をかけてもユウタさんの笑顔が頭から離れない。







布団に寝そべって枕に頭をぐりぐりしてみるけどそんな無駄なことをしても消えない。









「おはよう。いつもこんな早かったけ?」


『ドヨンさん、おはようございます。時間が変わったので。』


「そうなんだ。俺達、今からダンス練習があるんだけどさ。俺達のダンス見たことある?」


『そういえば…見たことないですね。』


「もし良かったら見に来る?」


『見たいんですけど仕事があるので…』


「あー、そっか…残念だね。」


『ごめんなさい。』


「ううん!しょうがないよ。お仕事だもん。俺らお互い頑張ろう!」









「Aちゃん、おはよう。」




うわ、ユウタさんだ…


恥ずかしいから会いたくないのに…






『お、おはようございます!』


「なんの話してたの?」


「ダンス練習見に来るか誘ったんですけどAは仕事があるから無理だって…」


「じゃあ…俺らに差し入れ持ってくる仕事とかなら来れるよ!」


「そんな仕事あるんですか〜?それにその仕事はマネヒョンがやってくれるじゃないですか。」


「あー、そっか。それじゃダメだな〜」


「あ!宿舎に忘れ物があったから持ってきてもらったとかはどうです?」


「それいい!そうしよ!どう?Aちゃんも俺らのダンス見たことないやろうし、仕事の息抜きに見に来てくれたら嬉しいな。」









見に行こうかな…


何言ってんの。ダメだよ。
仕事しないと…









『やめておきます…』


「そっか…じゃあまた今度やな!」









ユウタさんは「無理に来させるのもあかんからな」って気を遣ってくれる。






やっぱり優しい…
本当に本当に優しい。






いつかユウタさんに気持ちを伝えられたらな…

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設定タグ:NCT127 , NCT , テヨンユウタ   
作品ジャンル:恋愛
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ぷぅ(プロフ) - ぱくつぃさん» ぱくつぃさん、コメントありがとうございます!亀更新ですが頑張ります! (2018年1月25日 1時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱくつぃ - めっっっちゃおもろいです!!早く読みたいです!!更新お願いします!!! (2018年1月24日 17時) (レス) id: 9467b16ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - あゆさん» あゆさん、ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年1月21日 17時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - とてもおもしろいです!続き楽しみにしてます(*´˘`*) (2018年1月19日 19時) (レス) id: 3f60a908f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷぅ | 作成日時:2018年1月5日 21時

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