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急にユウタさんは私とセルカを撮る。
「見て見て!」
そう言うユウタさんのスマホを見るとそこには制服を着た2人が写っていた。
「カップルみたいやな!俺、22やけどまだまだイケてるな〜」
『それ自分で言うんですか?』
「あはは、やっぱおかしい?」
『ふふ、おかしいです。でもユウタさん…こんな私そこまでしてくれてありがとうございます。』
きっとユウタさんは遊んでるときを再現してくれたんだろう。
「まだまだ終わってないで?次はオシャカフェやろ?インスタ映え!」
『え?でも出かけれないんですよね?』
「そやねん。だからそれは自分で作るしかないな〜」
『えぇ?じゃあ…パンケーキでも作りますか?』
「おっ!それええな〜さすがAちゃん。」
なんだか無理矢理乗せられてる気もしないけどユウタさんが頑張って考えてくれるから私もパンケーキくらい簡単なもの作らないと。
買っておいた生クリームと苺も冷蔵庫にあったから割と可愛いパンケーキができた。
「おぉ!すげぇ!ほんまにカフェのパンケーキみたい。」
『大袈裟ですよ〜』
「そんなことないって!ちゃんとインスタ映えやから写真撮らんと。」
『ふふ、ユウタさん面白い。』
「Aちゃん、楽しい?」
ユウタさんは微笑みながら顔を傾げて私を見つめた。
いつの間にか自然に笑えていた自分のことを思い出すと恥ずかしさもあり…
本当に楽しいんだなとも実感した。
『はい。楽しいです!』
「ふふ、良かった。じゃあ作ってくれたパンケーキ食べよ。」
『はいっ!』
ユウタさんと私は一口パンケーキを食べた。
「これ、ほんまにおいし…あっ」
ユウタさんは私を見てパタリと動きが止まった。
クリームをお口にたくさんつけて。
私の口についた生クリームをさりげなく親指で取るとニコッとまた笑った。
「ほんまに美味しい。」
美味しい美味しいって何回も言ってくれる。
優しくて笑顔が素敵でかっこよくて
面白くて自然に私を笑顔にさせてくれる。
ユウタさんと一緒にいると楽しい…
ずっとこうして話していたい…
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ぷぅ(プロフ) - ぱくつぃさん» ぱくつぃさん、コメントありがとうございます!亀更新ですが頑張ります! (2018年1月25日 1時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱくつぃ - めっっっちゃおもろいです!!早く読みたいです!!更新お願いします!!! (2018年1月24日 17時) (レス) id: 9467b16ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - あゆさん» あゆさん、ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年1月21日 17時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - とてもおもしろいです!続き楽しみにしてます(*´˘`*) (2018年1月19日 19時) (レス) id: 3f60a908f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷぅ | 作成日時:2018年1月5日 21時