検索窓
今日:20 hit、昨日:12 hit、合計:125,265 hit

12 ページ12

私は馬鹿だ。
人数が9人だからって野球選手と間違えるなんて…
でもよりによってアイドルだなんて本当に厄介だ。






鍵を開けなくても中に入れることがなんだか新鮮で、家の中に人がいると思うとこんなにも緊張するものなのか。




初めてインターホンを鳴らして、画面からメンバーの顔が見えた。
出てくれたのはテヨンさんでまた無愛想に「どうぞ。」と言って入れてくれた。









あ、テヨンさん今日は眼鏡かけてる。



今日はみんな午前中は仕事がないらしい。
いつも私は午後から仕事をしていた日だったけど、昨日の電話から仕事内容が変わった。







あれ?でも今日はテヨンさんしかいないのかな。







『テヨンさん。あの…』


「ん、なに?」


『今日は…みんないないんですね。』


「他のスケジュールとか色々だと思う。」


『そうなんですね。』








会話はすぐになくなり、テヨンさんは自分の部屋に行って着替えてきたかと思えばどこかへ出掛けていった。





私と同じ空間にいるのが嫌だったのかな…
テヨンさんと話すと余計緊張するし怖い。









「あ、Aちゃんやん!なんや今日来てくれたん?!」








あ、ユウタさんだ〜!
ユウタさんは日本人という共通点もあるけど本当に気さくな人で優しく接してくれるのがすごく嬉しい。


テヨンさんとは違って。
怖くないし自分の言いたいことははっきり言ってくれる。
この前のお好み焼きの件もそれがなかったら私は作っていなかった。









『仕事時間が変わったのでこれからはこの時間も来ると思います。』


「そうなんや〜。嬉しいな〜。」


『…私もユウタさんとはやっぱり同じ日本人ってだけで安心します。』


「うーん、それもそうやけど。俺はAちゃんとやから嬉しいで。仲良くしてな?」







やっぱりユウタさんは優しい…
身に染みる優しさとはこの事だ。








「あ、そうや!今、テイルヒョンとウィン子と一緒にアニメ見てるんやけど一緒に見る?」


『でも仕事があるので…』


「ええやん!一瞬やって!」








私はユウタさんに引っ張られてテイルさんたちの居る場所へ連れていかされると、2人は真剣にアニメを見ていた。


そんなに好きなんだ。


アニメなんて小学生の時以来見てないな〜







そのアニメは高校生設定で日本のアニメだったこともあり、有名な原宿という若者がよく行く街でクレープを食べたり楽しそうにしている風景が流れていた。

13→←11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
212人がお気に入り
設定タグ:NCT127 , NCT , テヨンユウタ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぷぅ(プロフ) - ぱくつぃさん» ぱくつぃさん、コメントありがとうございます!亀更新ですが頑張ります! (2018年1月25日 1時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱくつぃ - めっっっちゃおもろいです!!早く読みたいです!!更新お願いします!!! (2018年1月24日 17時) (レス) id: 9467b16ac1 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - あゆさん» あゆさん、ありがとうございます!これからも頑張ります! (2018年1月21日 17時) (レス) id: 15b7e385b8 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - とてもおもしろいです!続き楽しみにしてます(*´˘`*) (2018年1月19日 19時) (レス) id: 3f60a908f2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぷぅ | 作成日時:2018年1月5日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。