検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:26,707 hit

ページ9

しばらく歩き、森に入り、また森をしばらく歩いたところに、大きなお屋敷があった。

ちなみに道中ずっと善逸くんは弱音を吐いていました。


炭治郎「血の匂いがする…でも、この匂いは…」

善逸「え?なにか匂いする?」

匂い…?

炭治郎「ちょっと今まで嗅いだことがない…」

善逸「それより、なにか音がしないか…?」

音…?


どうしよう匂いも音も感じない…私、おかしいのかな!?!?


「えっ、ごめん私何も感じな……あっ。」



小さな子供たちを発見。

かなり怯えているようで、炭治郎くんが話しかけると、とっても警戒していた。


そこで炭治郎くん、

炭治郎「じゃじゃーん!手乗り雀だ!!」


善逸くんの雀さんを掌に乗せて手乗り雀を披露。

面倒見いいんだなぁ…

これには子供たちもすこし安堵した様子だった。

その後その子達から話を聞いた。


どうやらお兄ちゃんが化け物、すなわち鬼にさらわれてしまったらしい。

そして私たちの前に佇む家は、その鬼の住処のようだ。


善逸「炭治郎、Aちゃん。なぁこの音何なんだ?気持ち悪い音…。ずっと聞こえる。鼓か?これ…」


「音…?」

炭治郎「音なんて…」


ポンポンポンポンポン!!!

ポンッ!!!


「…!?」

鼓のような音と同時に、人が、2階から、降ってきた。







…助けられなかった……。

初めての、指令、任務、果たせなかった…



何よりも、この子達の前で、お兄ちゃんが息絶えてしまったのが、とても悲しくて、とても苛立った。



少年「に、にいちゃんじゃない…

兄ちゃんは柿色の着物着てる……」


待ってそれじゃあ、何人もの人が閉じこめられてるってこと…?この人だけじゃなくて、?


炭治郎「A!善逸!行こう」


「そう、だね…」


怖いけど行くしかない…


と思って腹を括ったというのに、隣には全力で首を振る善逸くん。


炭治郎「…そうか。わかった。」


「た、炭治郎くん…!?」


般若のような顔をした炭治郎くんに負けた善逸くん。来てくれることになった。


屋敷に入る前に、炭治郎くんが大きな箱を小さい子達の元に置いていった。

八→←六



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (33 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
71人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

絵宙(えそら) - 更新頑張ってください!いつまでも待ってますからね! (2020年4月3日 15時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:らいおん | 作成日時:2019年12月27日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。