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また何日かして、刀が届いた。



刀を抜くと、紫っぽい赤っぽいような色に変わった。


「わぁ…」

温「あら、綺麗な色だねぇ。」


これが色変わりの刀…すごく綺麗…


温「アンタ似合ってるよ、その色。」


お温さんはそう言ってくれた。



それから何日かしたけど、全然指令も何も無い。

あれっ、私って鬼殺隊の最終選別に受かったんだよね…??


『 カァ!カァ!! 』


「うわぁ!?」


急に鴉が家に入ってきた。

あっ、これ、鎹鴉かな!?


『 七々扇A!指令ヲ伝エル!南南東!南南東ニ向カエ!』


「えええええ喋ったぁぁあ!!!!」


ドタドタドタッ!!!


温「なんだいどうしたんだい!?!?」



私の叫び声に気がついたお温さんが心配して様子を見に来てくれた。


温「あぁ…指令が来たんだね…」


「は、はい…そうみたいです…南南東に迎えという大まかすぎる指令ですが…」


温「…まあそんなもんよ。ほら!早く準備しなさい!」


「はい!!」


"あの"隊服を着て、お面をつけて、家を出ようとした時、頭を抱えたお温さんが無言で羽織りをくれた。

私の刀と同じ色だった。

温「アンタそれでどうにか谷間とか隠していきなさい…」

よく見るとマントのようになっていて、ちょうど谷間が隠れるくらいのものだった。


「わぁ…!ありがとうございます!!

…では、行ってきます!!」



温「気を付けるんだよ!」


「はい!!」



こうして私の鬼殺隊としての初仕事が始まるのでした。

六→←四



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絵宙(えそら) - 更新頑張ってください!いつまでも待ってますからね! (2020年4月3日 15時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らいおん | 作成日時:2019年12月27日 13時

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