三 ページ5
七日前、集まった場所に着くと、私を合わせてたったの5人しかいなかった。
その中には炭治郎くんもいた。
炭治郎「…あ!Aさん!!無事だったんですね…よかったぁ…!!」
「炭治郎くんも!よかったです!」
多分同い年くらいなんだから私のこと呼び捨てでいいのになあ、、って思ったけどあっちからしたら私はお面をつけてるから年齢不詳なのだろう。
おかっぱさん白「おめでとうございます。」
おかっぱさん黒「ご無事でなによりです。」
わっ…いつの間に……
おかっぱさん達はなにか説明してくれていた。
分かったのは私達は癸という階級だということと異常に刀を欲しがる少年が怖いということ。。←
パンパンッ
お河童さんが手を叩くと、
「ひっ…!!」
か、からす、、が飛んできた…
おかっぱさん黒「今から皆様に、鎹鴉をつけさせていただきます。」
どうやら鎹鴉というらしい。
って、あれ、、金髪の子の手に乗ってるの、雀では……?本人もなにかごにょごにょ言ってるし……
怖い少年「ふざっけんじゃねェ!!」
そう言って鎹鴉を振り払った少年。
鴉が可哀想でしょ!!!と内心怒りつつ、振り払われたカラスの元に行く。
「可哀想に…よしよし」
『カァ…』
撫でてあげると、小さく鳴いた鴉。とっても可愛い……!!
その後も、怖い少年がおかっぱさんに暴力をふるって、それを炭治郎くんが止めて……など、色々あったけど無事に帰路に就くことが出来た。
お温さんのいるお家に帰ると、お温さんは泣きながら私を抱きしめてくれた。
私まで泣いてしまった…
でもね、お温さんには言わなきゃいけないことがあった。
「お温さんッ…私、怖くて、鬼を斬れなかったんですッ…」
温「そうかいそうかいッ…
…でもいいんだよ、無事に帰ってきてくれたのだからそれで」
「うううっ…お温さん…ッ!!」
私は思わず大泣きしてしまった。
温「疲れただろう。ご飯をお食べ。」
とても豪華な献立のご飯が載っているお膳が二つあった。
私のことを信じて待っててくれていたんだな…
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絵宙(えそら) - 更新頑張ってください!いつまでも待ってますからね! (2020年4月3日 15時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らいおん | 作成日時:2019年12月27日 13時