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最終選別の場所に着いた。


さっきから思っていたけど、藤の花が沢山咲いていてすごく綺麗、、、


あたりを見渡すと、20人くらいの少年少女がいた。



赤みがかった髪に赤みがかった目をしている好青年って感じの少年…この子も狐のお面をつけてる!、あと、金髪でキンピカな少年、すごく可愛らしい大人しそうな女の子、ちょっと怖そうな目つきの悪い少年、、、、色々特徴のある人が多いなあ、、、



それからしばらくして、2人のおかっぱさんたちが出てきて、色々と説明してくれた。


試練開始の合図とともにみんな一斉に走っていく。私もそれに続いた。

正直私は怖い。この先に鬼がいるなんて考えると、怖い。


鬼を見たことすらない私は、果たして鬼を倒せるのだろうか。

そんなことを考えていると、

ザッ


近くからなにか物音がした。


「な、なに、、、」


鬼「ひゃーはっはっはっ!!久しぶりの飯だぜぇ!!!」


「ひっ…!!」


こ、これが鬼…?私が想像してたのは、赤くて、ムキムキで、角が生えていて、黄色と黒の虎柄のパンツを履いている鬼だった……


この鬼は、まるで、普通の人に触覚を生やして、ありえない身体能力を加えたような感じだ、、、



こんなの、斬れない……だってまるで、人の様だわ……


そう重い足が動かずにいると、鬼が飛びかかってきた。

もう、ダメだ、斬らないといけないのに、、、だめ、私の人生ここで終わってしまうなんて、、


「嫌だっ…!!」
鬼「グァッ!!」

私が叫んだと同時に、鬼が唸り声を上げた。


恐る恐る前を見てみると、先程の赤みがかった髪の少年がいた。


?「大丈夫ですかっ!」

私はこくりと頷いた。


?「よかったぁ。俺は竈門炭治郎です!」


「た、炭治郎くん…」

安心して腰が抜けてしまった。


炭治郎「?(まるで女の子のような声だ…)
だ、大丈夫ですか…?

…えっと、あなたの名前は…」


「あっ、、七々扇Aです、」


炭治郎「女の子のような可愛らしい名前ですね!いいと思います!!」


「えっ、」


女ですよ私??

まぁいっか、?←

「あ、えと、じゃあ、、ありがとうございました!」


また炭治郎くんに迷惑をかけないよう、そう言って私はその場を去った



その後も鬼が何体か出てきたけど、どうにかこうにか逃げた。死ぬかと思った本当に。でも、逃げ切った……運が良かったんだと思う、本当に…

結局技を使うことは出来なかった、恐怖で逃げることしかできなかった、、

三→←一



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絵宙(えそら) - 更新頑張ってください!いつまでも待ってますからね! (2020年4月3日 15時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らいおん | 作成日時:2019年12月27日 13時

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