十 ページ12
善「やだっ…はっ!!」
そう言ってこちらを向いた善逸くん
善「そうか…Aちゃん、Aちゃんがこの鬼を………ってえぇぇぇぇぇぇぇ!?!?」
「えぇ!?なに!?どうしたの!?」
急に何!?怖い!!怖いのですが!?!?
善「Aちゃん!?Aちゃんなのぉ!?!?えっ!?!?!?えええ!?!?」
「…はっ!」
あ、そうか!!お面!!取れちゃったから、そうか、そうかそうか、、、、顔見るの初めてか善逸くん…!!
「う、うん…七々扇Aです…」
善「そんなに可愛いんなら先に言ってよォォォ!!!」
「へっ…?//////」
それからずっと、善逸くんは私のことを褒めてくれた。
可愛いだの綺麗だの美しいだの………
すごく有難いけど、恥ずかしい……
善「いやぁ、本当にAちゃんってば可愛いんだからぁ…((ポンッ!…………え?へ、部屋が…変わっ……たぁぁぁあぁあぁ!?!?」
ドンッ!
そこで私の意識は途切れた。
ーーーーーーーーーーーーーー
「んん…」
目を覚ますと、
ドコッバコッ
炭治郎くんと、猪が戦ってた。
あの猪、屋敷にいた…!!
あの時は暗くてわからなかったけど、人だったんだ!!猪を被ってたんだ!!
って、なんで殴り合いしてるの!?
と、とりあえず、立ち上がるか…
善「…あっ!!Aちゃん!!大丈夫…?僕達、二階の窓から放り出されたんだよ。」
「あ、善逸くん…そうだったのね……って、え!?」
すぐそばに立っていた善逸くんが、目線を合わせるように屈んだ。その顔はボコボコになっていた。
「いや、善逸くんの方こそ、大丈夫…?」
善逸「大丈夫だy((炭「ちょっと、落ち着けぇぇぇぇ!!!(ドンッ!!)」…ひゃぁぁぁ!!音!!!頭骨割れてないぃ!?!?」
ヨロヨロしだした猪さん。
ポロッ…
「あっ、猪の被り物が………っ!?」
善「ひぇぇぇ!?!?おんな!?!?え!?かおぉ!!!」
猪「なんだぁ…こら…これの顔に文句でもあんのか…(怒)」
善「気持ち悪いやつだな…ムキムキしてるのに女の子みたいな顔が乗っかってる…」
猪「なァに俺の顔じろじろと見てやがる!」
善「べ、べつに!?見て、ないよ…?」
ガバッ
女の子を盾に隠れた善逸くん。
それはだめだ善逸くん……
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絵宙(えそら) - 更新頑張ってください!いつまでも待ってますからね! (2020年4月3日 15時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らいおん | 作成日時:2019年12月27日 13時