ど ん な あ な た と 剣 士 様 ？

甘えたなあなたと蟲柱 ページ4

貴方side



それは突然起こるもので




［甘えたい］その感情が急に私に降り注いできた



と言ってもまぁ、心当たりはあるんだけれども…


最近しのぶさんは、任務や治療で忙しくて会えてないし、私自身も任務が入っている。



しかも、それが丁度よく噛み合わなくて休みが重ならないのだ




だからこそ、今回は本当に奇跡だと思う

休みがやっと重なってくれた…！！



そんな、休みがあるのだからしのぶさんと出来れば一日中一緒に居たい

だから、こんな甘えたいだなんて感情が出てきたんだと思う




でも、直接言うのはなんか恥ずかしい…



『……………』ｷﾞｭｳ

「あら？どうしたんですか？」




恥ずかしいくて言葉に出来ないなら、行動に表してしまえ


そう心で言い切って、私はしのぶさんに後ろから抱きついた




抱きついてる間しのぶさんが話しかけてくれてたけど、あんまり上手く返せなかった




それもあったのかも知れないが、段々抱きついてるのも恥ずかしくなってきちゃって、離れようとしたけどしのぶさんが離してくれなかった



「なんで、離そうとするんですか？私はこのままがいいです」

『…ｯｯ…！！』


なんて、綺麗な笑顔で可愛いらしい事を言うもんだから、やっぱり離すのは辞めようなんて簡単に思いを切り替えしてしまった


『(うぅ……しのぶさん可愛い……)』



＿＿＿＿＿
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


「今日は随分と甘えたさんですね？」

『………』

「あら、言葉も発せれないほど甘たな感じなんですね」




「…今日は眠れそうにありませんね…(ﾎﾞｿｯ」

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