ぶりぶりっ子偽ってたのにバラされるとか聞いてねぇわ

ごこっめ ページ8

その日から、兎那に釘打ちされたからと言って、男柱や炭治郎達は彼女に話しかけることを辞めなかった





理由は大きく2つあるのだろう、




1つは、男嫌いを治すためにも話かけて耐久を持たせた方が良いだろうと言う気遣い



2つ目は、今まではぶりっ子と言うキャラのせいで、美人や可愛いと言うのがすっ飛んでいたが、今それが嘘と分かったから戻って来たのだろう





…………いや、ちょっと訂正をする



理由は2つあると言ったが、2つのうち八割は後者だろう。






うん。






とは言え、どちらにせよ彼女の男嫌いはとても酷いもので


男が話しかける以上、彼女からの一方的な暴 言で会話すら成り立たない





あぁ、丁度いい例があそこにいる




ほら…….、





ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ



？？side




あの日から、俺らは彼女、Aさんに1番に男嫌いを克服してもらおうと必死で必死でしかたがない()



まぁ、俺もその1人だけどさ？




あ、勿論単純に男嫌い克服出来たらいいなー、だよ？！

決して下心とかじゃないからね？！




「それでですねぇ…」

『ホントですか？！あははは！！』



そんな事を呟くように心で喋ってると、心地よい音の声が聞こえてくる





「…ｯｯ」



そこで見かけた彼女の笑う横顔は、とても綺麗だった





「……本当にあの人があのぶりっ子さんだったとは思わないなぁ…」

ろっこめ→←感謝感激雨霰

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す