ぴゅあで危険なラブゲーム［漢字×歴史］ ページ4
＊ギリギリ バレンタインに間に合わなかったチョコレートネタ＊
＊付き合ってない無自覚 漢字→歴史＊
ことり。動画撮影を終えた僕達の前に、伊沢さんの手によって、高級そうな包装が施された小箱が置かれた。
「え？」
疑問の声とともに隣に座っていたこうちゃんが伊沢さんを見る。僕は箱を手に取って、まじまじと眺めてみた。そこにはchocolateの文字。どうやら中身はチョコレートらしい。
「色んな人からチョコ貰ってさ。おすそ分け」
そう言う彼の手には、紙袋に綺麗に入れられた様々な種類のチョコレートが携えられていた。
なるほど、確かにあの量は一人で食べるには大変だ。
「ありがとうございます！やったぁ」
こうちゃんは思わぬプレゼントに喜んでいて、無邪気な笑顔につい、きゅんとした。
「ありがとうございます、いただきます」
僕もお礼を述べる。伊沢さんは軽く手をあげて、撮影部屋から去っていった。
「食べたい、あけましょ？」
こうちゃんは僕の手の中にある箱をじっと見つめて開封を催促する。
そうだね、食べよっか。と返事をして包装を、解いて箱を開ける。
「うわ、美味しそう...！」
「ほんとだ〜」
現れた中身を見ると、いかにもチョコレート専門店に売ってます、というような綺麗な形のチョコレート。8個入りで、ちょうど4つずつに分けられそうだ。
いただきます、とそれぞれ1つつまんで口に入れる。噛むと中からとろりと液体が口の中に広がり、アルコールの味がする。
ウイスキーボンボンだ、オシャレだなぁと思いながら、こうちゃんに美味しいね、と話しかける。
「美味しいけど、めっちゃ大人の味って感じですね」
「確かに。たまに食べると美味しい部類のやつかも」
「うんうん、分かります」
お互い2つ目に手を伸ばし、口に入れる。
3つ目、4つ目と食べ進めて箱が空になった時、撮影部屋の扉が開いた。
「山本ー」
扉から顔を覗かせたのは今の今まで贅沢に堪能していたチョコレートをくれた伊沢さん。
「なんですか？？」
「昨日仕上げてくれた記事で、ちょっと確認したい所があるんだけど」
「あ、じゃそっち行きます」
ちょっと行ってくるね、こうちゃん！と言い残して部屋を出たのだった───
「なんかふわふわしてきた」
という彼の言葉は、聞こえずに。
ぴゅあで危険なラブゲーム2→←miracle of the chocolate 2
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あゐ。(プロフ) - 急だし、過去作なのにすみません…歴史さんは国語さんのこと川上さんって呼んでませんかね…？細かいところすみません… (2021年2月17日 22時) (
レス) id: cd0834ca7f (このIDを非表示/違反報告)
Azuki - (すいません、読む前にコメントを書いてしまって…) はい！募集する機会ができれば、リクエストさせて頂きたいと思います！！ (2020年11月16日 23時) (レス) id: 26442b7ecd (このIDを非表示/違反報告)
ばにら(プロフ) - Azukiさん» 閲覧有難うございました！好きと言って頂けて何よりでございます…！リクエストは、上にも記載しているのですが一旦締め切らせて頂いております。また募集する機会がございましたら、その際はどうぞよろしくお願い致します！ (2020年11月16日 17時) (レス) id: bbf9ee4ff7 (このIDを非表示/違反報告)
十羽(プロフ) - ばにらさん» 返信有難うございます。可能な範囲で、宜しくお願い致します。楽しみに待たせて頂きます。（返信は不要です） (2020年11月15日 1時) (レス) id: b06b252991 (このIDを非表示/違反報告)
Azuki - コメント遅れてすいません！リク、ありがとうございました。裏でデートプラン考えてるizwさん最高ですし、素直なko-chan最高だし…結局言い合っちゃうのも2人らしくて……あの、好きでs(( もしもしですが、よければまたリクエストしちゃってもいいですか？ (2020年11月14日 21時) (レス) id: ef4f89b31d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばにら | 作成日時：2020年2月14日 3時
