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黄side
今日も朝が来た。
重い体で服に着替えて、僕は廊下を歩く。
長い廊下には、縦長い窓がある。
その窓のカーテン管理は僕の仕事。
カーテンを開くと、明るい光が差した。
『こんな明るいの……いつぶりだろう？』
ジ「ホンマやな〜。」
『っ！？ あ、ジェルくん……』
後ろを振り返ると、いつの間にかジェルくんが居た。
ビックリした……。
ジ「驚かせてごめんな？ おはよ、るぅちゃん。」
『おはようございます…』
ジ「あーあ。ご飯作らへんとな。るぅちゃん…手伝ってくれへん？」
『え！良いんですか！？』
ジ「ええよ。ほな行こや！」
僕は、ジェルくんについて行った。
Cooking room と書かれた部屋に入ると
綺麗で……とてもワクワクした。
ジ「えと…あ、今日の朝はトーストとサラダや。良かった〜簡単やw」
ジェルくんが見てた紙を見ると、きちんと予定を立ててた。
凄いな……。
ジ「なーくん…食べてくれるかな〜？ よし！作ろうや！るぅちゃん！」
『はい！』
なーくん……か。
もう1ヶ月は会ってないかも。
僕は、ジェルくんに言われた通りにパンを焼いたりした。
ジ「なぁ。いきなりでゴメンやけど、るぅちゃんって魔法掛けられてないよね？」
僕は、手を止めてしまった。
なんで………。
『え……えと。なんの事？w』
ジ「るぅちゃん、前も昔も変わってないねん。まぁ、俺もそうやけど…。」
『え…ジェルくんも？』
あ。
ジ「あ、やっぱり？ 良かった〜。仲間おったww」
『でも、ジェルくん、なーくんに毎日会ってるけど…』
ジ「まぁ、アレは大丈夫。」
僕は、アレが気になったが聞かなかった。
聞いたら……なんか怖くなりそうで。
僕らは、約20分程で朝食を完成させた。
そして、ワゴンにご飯や紅茶などを置くと、
部屋を出た。
ジ「俺、さとちゃんの所行ってくるわ！」
『あ。じゃあ僕はころちゃんの所行きますね！あと、莉犬も。』
ジ「助かるわw ありがとな！」
『はい！』
僕は、ジェルくんに別れを告げると、
ころちゃんの部屋へ向かった。
ぶっちゃけ、ころちゃんの部屋に行くのは……怖い。
だって、あの人ヤバい魔法使っちゃってるんですよ！？
目を離したら、死 のうとしてたり……。。
まぁ、なんやかんやで、ころちゃんの部屋に来た。
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作者名：。 | 作成日時：2020年11月2日 22時
