検索窓
今日:1 hit、昨日:9 hit、合計:8,380 hit

9 ページ12

黄side




黄色い光に包まれ、僕はご飯を乗せたワゴンと共に、


自分の部屋へ戻ろうとした。



『忘れ物は……よし!』



【 黄の魔法。光よ、僕を願いの元へ連れてけよ! 】



また黄色い光に包まれ、瞬間移動する時だ。


目をつぶり、再び目を開けると……




『あれ?』



何故かワゴンだけは部屋に行ってしまい、僕だけ残されてしまった。


深く願ったはずなのに……。


その時、僕の周りは紫の光に包まれた。


やばい……!!


僕は、指を鳴らし自分をガードした。


光と共に、cookingroom は、照明が消えた。


そして、出てきたのはもちろん彼だ



『こんばんは。なーくん。』


な「こんばんは。るぅとくん ニコ」



なーくんの手には、色々と操れたりできる魔法の杖。


なーくんは、その杖を僕に向けた。



な「悪いけれど、気づいちゃった。」


『まぁ、いつかはバレると思ってたのでね。』



すると、秒の速さで僕の真横を鋭い光が流れた。



『話してる最中に攻撃ですか?みっともない。』


な「その油断、腹立つんだよ。」



僕は、両手を広げなーくんに言った。



『殺 すなら殺 して下さい? 操りたいならどうぞ。あ、洗脳とかしちゃいます?』


な「……ッチ。その態度、失礼じゃない?」


『なんでですか?』


な「俺と話してるんだよ?…あ、そっかww もう"敵"だと思ってるのか。」



やっぱり、なーくんの前に立つのは怖い。


僕の魔力に勝てるわけが無い。


だけれど、僕が犠牲になれば、きっと莉犬達は少しでもなーくんから離れられる。


僕は、なーくんに1歩近づいて笑った。



な「何笑ってるの。」


『貴方のお好きにさせます。その代わり、絶対に僕以外に攻撃しないで下さい。』


な「弱々しいくせに言えるね。いいよ。じゃあ、ジェルくんも元通りにさせてあげる。」



なーくんは指を鳴らした。




ーーー

桃side


ドシン!!


『なんだ!?……って、ジェル!?』


ジ「さとちゃん!あれ、俺なんで?」



ーーー



なーくんはゆっくり近づいてくる。


怖いっ。


僕は、目をつぶった。



な「それじゃあ、これから宜しくね。"るぅとくん"」



それは一瞬だった。


なーくんの杖から、とてつもない速さのひかりが出てきては、


僕に当たった。



『……っ。』



僕は、だんだん意識を失い始めた。


ごめんね……。


でも、これで皆は楽になれる。。






僕はそのまま目を閉じては倒れた、

10→←8



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
29人がお気に入り
設定タグ:魔法界パロ , 異世界
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2020年11月2日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。