【完結】【青黄】 この世界は残酷で…。

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※ 黄くんの過去を書くだけだと思います(((((





僕は、とても優しい獣の母と、魔法使いの父から生まれた一人っ子でした。



獣の母は、僕を優しく育ててくれて……、



魔法使いな父は、素敵な魔法を見せてくれてました。





でも、幸せは続かない日々で……。


母は、重い病気で亡 くなりました。



それからは、幸せとは真反対な生活が続きました…。


父は、素敵な魔法使いではなく、悪のような魔法使いになってしまいました、



「なんでっ！ お前が生きてるんだよ！！死 ね！！！」

「お前なんかより、妻と暮らしたいんだよ。」




僕は、知りました。


僕を愛してくれたのは、母さんが居たから…。




母がいなくなってからは、父の怒りを抑えるために生きました。


朝は4:00とか3:00に起きて、


部屋の掃除、母が育ててた植物の水やり、父の朝食作り……。


僕は、朝から働くからお腹はもちろん減りました…。


だけど、父は「お前は水とパンで良いだろw 獣なんだからw」と言います。


朝、寝坊したらその日は水だけで……。


父の機嫌が悪かったら、その日はご飯をくれなかったり…。




1番怖かったのは、15歳の時。



父の日々のストレスは、全て僕に当てられて……。



父の魔力でよく僕を壁に飛ばしたり…。



時には実験台にもされました。



父の目にはハイライトは無くて、実験してる時の顔は今でもトラウマです…。






そして、16になった時。



僕は、捨てられました。



父はついに、新しい母親を見つけて、子供も作りました。



新しい母親も、怖くて…。僕に食器を投げてきたりしました……ﾊﾊ



僕は、獣。



そして、瞳が母親から受け継いだ幻の瞳…。



父は、高く売れると思ったのでしょうね…きっと。



だから、オークションで売られた時の値段は高かったのか父は喜んでました。



気がついたら、檻の中にいて…。



誰かに飼われることを知っては怖くて…。



でも、ころんさんに救われて……幸せです。





ありがとう……ころんさん。

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