【完結】【青黄】 この世界は残酷で…。

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黄side


莉犬達と出会ってから、かなりの月日が流れた。


今では、同じ獣同士が居るという安心感で平和に過ごせてる。


さとみくんとも、慣れてきて、とても仲良くなった。


今は、ころちゃんと夜ご飯を作るので、買い物に来てます！


もちろん、フードを被って。


このパーカーは、全体的に大きいサイズなので、


獣耳も隠れる。有難いんですよね……(*´꒳｀*)


お店には、美味しそうな食べ物……。


って、今は必要なものだけを買う！！


僕は、父さんの買い物と言ったら、お酒ぐらいだったな…


だからか、今、こーやって自由に買い物できるのが幸せだ。





必要なものも買い終えて、家に帰る。


最近、ここら辺で少し怖い事件が起きてるんだよね……


ゆーかい とか言ってたっけ。


早く帰ろ……。


この世界では、獣なんて扱い方が雑を超える雑だ。


だから、僕のこの耳がバレたらどーなるのか……っ。


考えるだけで怖いや、急ごう！！


その時だ。



？「すいませんっ！！」



後ろから、誰かが走ってきた。


振り返ると、知らない人間だった。


周りを見ても、僕しか居なかったので僕に用事？



？「あの！……ころんが倒れて……救急車に運ばれたんだ！」


『え！？ころちゃんが？！』



あれ、でもこの人なんで……？


もしかしたら、大学の友達かもしれない？


でも、ころちゃんが倒れた！？



『えと…どこに居ますか！？』


？「えっとね！俺、知ってるよ！こっち！！来て！」



僕は、その人が向かう方向に着いた行った。


大丈夫かな！？


あれ、でもこの人……嘘じゃないよね？



『あの！貴方って…ころちゃんの事本当に知ってますか？』


？「え、何言ってるのさ！俺は、ころんの友達さ！」



あ、本当なんだ！！



『そうなんですね！すいません！！急ぎましょ！』


？「ﾆﾔ……そうだね！こっち！」



僕は知らなかった。


この行動が、最悪なことになるなんて……。

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