【完結】【青黄】 この世界は残酷で…。

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黄side





こ「次、ここ入ろ！！」



ころんさんは、シンプルそうなお店へと僕と入った。


中は、見た目と同じでシンプルに統一されていた。


見た感じ、ここは靴屋さん…って、言うんだっけ。




こ「なんか気になったものあったら遠慮なく言ってね。」


『はい…ありがとうございます…』




僕は、お店の中を歩いた、


どれも高そうだな……。


お金とかよく分からないけれど、高いのは分かる。


キラキラしてるし、ツヤツヤしてて……お金持ちの人が履いてそう……。


ころんさんには、さっきからお洋服とか買ってもらってるしな……。




あ……これなんか良いな…




僕の目の前には、茶色くて履きやすそうな靴があった。


なんて言うか、目立たないし可愛らしくて良いな……。






こ「あ、これ気に入った？」


『あっ。いや…その……………』


こ「いいよ。大丈夫。 …これ、履いてみる？」


『(｡_｡`)ｺｸ 』





僕は、ころんさんにその靴を履かせてもらった。


あ、サイズちょっと大きいけど良さそう……。



こ「どう？」


『履きやすいです…！ 』


こ「そっかそっか！ なら買おうか！！」


『あの…さっきから本当にありがとうございます……。。』


こ「るぅとくんの為だから！何も悪くないからね？」


『！ ………はいっ！』









ころんさんとのお買い物は、楽しかった……。


僕にとってのお買い物……は、お父さんがお酒とか無くなったら買いに行ってたぐらいだ。


お洋服とか靴とか、自分の為のお買い物はお母さんが居た時以来かも…。。





ありがとう……ころんさん。








家に帰って来たら、ころんさんが僕の部屋を作ってくれたのでそこへ行った。



中は、黄色くて……初めての自分のお部屋だった。



このフワフワな………布？はなんだろ……？



恐る恐る触れてみると、なんだか暖かく感じた。



この部屋にはまだ知らない物がたくさんあるみたい……



今度、ころんさんに聞いてみようかな…！

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