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『ふむ、最近は前に比べて魔物が多い。魈、ここら一帯は儂がやる』
倒された魔物たちの残骸を見る
黒く霞んだ煙の様なものが漂う
魈「我の仕事を奪う気か」
『これだけの魔物を倒したなら業障の量も多いだろう。いつ何が起こるか分からない、今は休んでおくべきだ』
魈「それは、お前にも言えたことだろう」
魈の息は荒く、見ていてとても辛そうだ
『儂は夜叉ではないから業障の残滓を取り込むことはない。だから儂に任せろ』
儂は魈を木の上に座らせて休ませた
夜叉ではない儂には業障の痛みなど分からない
なんなら耐性がある
どんなに業障の残滓を取り込んだとしても儂の体に害は出ない
だからできるだけ魈の業障を奪って楽にさせてやる
せめて儂が隣にいれる時だけ
その時だけは楽にいて欲しい
『ん、寝たか』
儂が瞑想していた間も休まずに魔物を倒していたのだろう
『大丈夫、お前の側には儂がいるからな』
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海百合クラゲ(プロフ) - レイさん» 今回そういう書き方したからこの書き方を変えるつもりはないよ。変えるとしたら次の新作かな。 (2月26日 0時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - セリフと説明文関係なく全部行間ひとつ空いていて読みづらい... (2月14日 22時) (レス) @page12 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2024年2月12日 22時