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パ「それがAがいなくなったことに何か関係あるのか?」
鍾「この話にはまだ続きがある」
まだ春の使者になったばかりで何をどうすればいいのか分からない燕はその地に留まった
留まったせいでその地に冬が訪れなくなった
人々はそれを大したことないと甘く見ていた
だが、冬が来なくなってから不作が続き、あちこちで飢餓が起きた
それは何故か
大地が十分に休めなかったからだ
冬は唯一大地が休める時間だった
雪の下で眠り、また春に植えられる作物を育てるために栄養を貯める
しかし、眠れず栄養も貯めれず作物を育てれば大地は痩せ細り、作物も育てなくなる
それを知った燕は冬が来るようその地を離れ、まだ春が来ていない南へと渡った
過去の過ちを犯すまいと燕たちは真っ赤な夕暮れの空が見え、肌寒い風が吹くようになったら南へ渡るようになった
鍾「Aは瞑想していた間は春を告げる役目から外れていたのだろう。Aは春燕の一族の中でも特別な存在だからな」
パ「アイツそんなすごい奴だったのか!?」
鍾「春燕の一族は皆燕の姿のまま生涯を終えるとされる。だが、Aだけ人の形であり、璃月の仙人だ。他の燕とは違う。魈との出会いを聞けば分かるはずだ」
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海百合クラゲ(プロフ) - レイさん» 今回そういう書き方したからこの書き方を変えるつもりはないよ。変えるとしたら次の新作かな。 (2月26日 0時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - セリフと説明文関係なく全部行間ひとつ空いていて読みづらい... (2月14日 22時) (レス) @page12 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2024年2月12日 22時