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Aサイド
『《まだ、君の王になれないよ》』
三途「もう十分俺の王なんですけとね」
『《まだまだだよ。本当は君からボスって呼ばれるような人じゃないのに》』
三途「俺はボスに何があったかは知りません。ですが、俺はずっとボスの味方です。それは何年、何十年経っても変わりません」
ニコッと笑う三途
ほんとに綺麗な顔だと思う
不良なんかじゃ無かったら、将来はきっとモデルとか俳優とかやってるんだろうな
君の笑顔を見ると、そう思うことがよくあるよ
『《じゃあ、今日はもう帰るよ。東卍が来たら面倒なことになるし》』
三途「もうですか？別に、東卍の奴らはボスのこと怒ってませんでしたよ？血ハロの件とかも」
『《それでもだよ。僕は裏切り者だからね。こんな裏切り者をボスにしてもよかったの？》』
三途「それは貴方だからいいんですよ。また会いましょうね。腹の傷も開かないように」
僕が見えなくなるまで三途は手を振って見送ってくれた
三途からは、どことなく闇を感じる時がある
いつか、飲み込まれそうな気がして
そう思っていると、白い雪が空から降ってくる
もうこんな季節か
あの時から止まっている僕は、雪が降るなんてもっともっと先のことだと感じる
みんなを裏切ったあの夏から
まるで、時空が歪んでいるようだ
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海百合クラゲ(プロフ) - 紅いちごさん» あ“ぁぁぁぁぁりがとうございます！！そう言ってもらえるだけでご飯山盛り5杯いけます。 (2021年10月5日 16時) (
レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
紅いちご - とても面白いですね！更新頑張ってください！！応援してます！ (2021年10月4日 23時) (レス) @page18 id: 0ffbfabdee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：海百合クラゲ | 作成日時：2021年9月19日 14時
