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武道サイド
武「ごめんなって伝えてくれって、言われました
あまりの怖さに声が震える
『……馬鹿だよね、みんな』
俯いて言った
『みんな、幸せに笑って過ごせばよかったのにね』
光が灯ってない目が俺を見つめる
初めて見たAさんの目
吸い込まれそうな目をしている
『僕が東卍を止めようとしてるのは知ってるんだよね』
武「はい」
『なら、もうここには来てはいけない』
凛とした声で言う
その言葉に強い何かを感じた
『東卍の邪魔をしている僕を殺そうとしてくるはず。それに君たちを巻き込みたくない。君も、笑って過ごしてくれ』
ふわっと笑うAさん
無理矢理笑ってるように見えた
もう、Aさんには感情が無いんじゃないかって思うほどに
でも、その笑顔は綺麗だった
そして、儚い
『タケミッチの隣にいる君は警察の人なんでしょ?僕が持っている情報を全てあげる。もう、僕は長く生きられないだろうから』
ナ「はい、ご協力ありがとうございます」
『もう一度、人生をやり直したいな。そしたら、みんなで笑って馬鹿をしたい』
そう言った途端、Aさんの表情が変わった
『お別れだ。僕の部屋から外に繋がる通路がある。東卍の情報を持って逃げて』
Aさんの部屋まで連れて行ってもらって、東卍の情報を手に持つ
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海百合クラゲ(プロフ) - 紅いちごさん» あ“ぁぁぁぁぁりがとうございます!!そう言ってもらえるだけでご飯山盛り5杯いけます。 (2021年10月5日 16時) (レス) id: a38a157b30 (このIDを非表示/違反報告)
紅いちご - とても面白いですね!更新頑張ってください!!応援してます! (2021年10月4日 23時) (レス) @page18 id: 0ffbfabdee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海百合クラゲ | 作成日時:2021年9月19日 14時