ボーダー？ネイバー？なんだそれ【3】

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部下サイド

A幹部が変わってしまった

あの鋭くて心に傷を付けてくる言葉は、柔らかく優しいものになっていた

あの厳しい顔は、にこやかになってずっと笑っていた

あの怖かった態度は、まるで自分を包んでくれるかのような心が温かくなるようなものになっていた

篭っていた時に何があったのだろう

『あぁ、其処の君。この書類を出して来てくれないかい？』

今もこうやって笑って優しく接してくれる

いつもと違うと内側にいる自分が叫んだ

でも、優しくなった貴女に何処か安心している自分もいる

好きだという気持ちは変わらない

いつか

いつかきっと

俺はA幹部を

貴女を

AAを

守れるような強い男になります

そしたら、貴女は俺の言葉に良い返事を返してくれますか？

「はい！了解しました！」

強くなるまで俺は貴女を全力で支えます

貴女が何処に居ようと

地獄でも

俺は貴女の側にいます

支えます

「こんな覚悟じゃ、まだ報われないか」

今日も、明日も、明後日も

「頑張ろ」

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