story20 ページ22
あれから、半ば強引に一緒に帰らされる羽目になった私
正直、廉のこと凄く引きずってるから
1人でゆっくり帰りたかったのに、、
横を見れば何も考えてなさそうな平野くん
私が睨むように見てたら平野くんと目が合ってしまった
紫耀「あんた今、めっちゃ不細工やったで」
.
.
あ「...はい？」
この言葉に私は驚きを隠せない
今の聞き間違えだよね、絶対そうだ
あからさまに落ち込んでる私にかける言葉じゃない
紫耀「やから、その顔」
待って待って、
あ「それって慰めてくれてる？」
私がそう聞くと
紫耀「なんで俺があんたを慰めなあかんねん」
なんて笑いながら言ってる平野くん
信じらんない、平野くんの本性は思ったよりも最悪だった
さっきのあの彼は幻だったんだろうか
紫耀「まぁでも、理由もなしに振られてたんは、少し可哀想やったけどな」
そう言ってまた歩き出す
あ「理由は...わかってる」
気づきたくなくても気づいてしまう
その気持ちにわからない振りをしてきた自分にも腹が立つ
紫耀「理由って？」
一瞬、何も関係ない平野くんに言おうか迷ったけど
平野くんの前なら本当のことを言ってもいいような気がして
あ「廉はまだ、気づいてないかもだけど、」
あ「廉には...ｯ」
ー他に好きな人が居るー
この言葉がなかなか口から出てこない
いざ、自分で言葉に出して言うことが
どれだけ辛いことか...
私は深く深呼吸をして
「廉は、他に好きな人が居るの...ｯ」
言ってしまった
だけどやっぱり、言葉にするのは
頭で思うより、ずっとずっと辛いものだった
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Rei - 更新楽しみにしています！続きが気になって気になって仕方ないです (2021年7月14日 14時) (
レス) id: 57e88b08a2 (このIDを非表示/違反報告)
レインボー(プロフ) - とても続きが気になります！ (2019年12月21日 23時) (レス) id: 96e3495205 (このIDを非表示/違反報告)
たそ(プロフ) - 続き気になります！ (2019年5月8日 10時) (レス) id: 8985fbc94e (このIDを非表示/違反報告)
なほちゃん(プロフ) - めっちゃ続きが気になります！私は廉くんとくっついて欲しいです！ (2019年4月13日 16時) (レス) id: 01f3b783a5 (このIDを非表示/違反報告)
かなてん - ヤバい！！なんかめっちゃ切なすぎる つずき気になる！ (2019年4月10日 23時) (レス) id: cb0c3fb79a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎 | 作成日時：2019年3月5日 13時
