幼馴染の愛が重い

25日目 ページ27

時間になるとシオンは話していたスングァンと別れ、マネの1人に連れられ車に行くと話した事のないスタッフから助手席どうぞと言われて驚く
自分は部屋の段階で酔い止めを飲んでいたし車酔いするなんて一言も言ってないのに何で？と首を傾げながら有難く助手席に座ると運転担当のマネに笑われる

マネ「ジョンハンが乗り物酔いしやすいって有名だからシオンも自動的にそうだと思われたんだろ」

『あぁ、まぁ俺ジョンハナよりマシよ？後ろの人で酔いやすい人いない？変わるよ？』

マネ「大丈夫大丈夫。皆んな三半規管強いから」

笑いながらエンジンをかけるマネさんにそこまで言うならいいか、とそれ以上何も言わずにいると車が動き出す
正直マネさん以外殆ど話した事ないから有り難かったりする

ぼーっとしつつ窓を眺めているといつの間にか空港の近くに来ていたみたいでハニから帽子とマスクとメガネわすれないでねとカトクに届いていてマスクとメガネはカバンに入れていたのでつけるけど帽子はボストンバッグの中で後で出すしかない。

空港に着くと荷物を持って帽子を出そうとするも割と奥にあって諦めて他の方について手続きをしていると視線が凄くてよくこんな一般人見つけられるなと思いつつ手続きが終わるまで待っていると明らかに写真を撮ってる人が多くてちょっと頑張って帽子を引っ張り出したのは仕方ないと思う。


「あ、やっぱシオナ撮られまくってる」

JN「わー！ホントだ〜！」

DK「ただ立ってるだけでかっこいい…」

マネージャーが手続きを終えるまで違う待機室で待ってる間にジョンハンが調べると案の定載せられまくってる写真にむすっとする

「帽子被れって言ったのに！」

WN「途中から気づいたのか被ってるよ」

HS「でもさー、スタイル良すぎるから何も隠れてないよな！」

WZ「隣のスタッフさん公開処刑じゃん可哀想」

各々言いたいことを言っているとマネが終わったからもう行くぞと声をかけてくる

「「はーい」」

機内に入るとシオンとマネヒョンがいて声をかけると丁度良かったとシオナを置くとどこかに行ってしまう

『マネさん、お手洗い行きたかったんだって。』

「そっか。てか、帽子最初被ってなかった」

『奥に入れてて諦めたんだよ、すぐ被ったけど』

「ホント抜けすぎ」

と言いつつ適当な席に2人で座ると帽子を取って前髪を撫でる

「適当に被りすぎ。前髪変な分け方になってる」

『ありゃ』

26日目→←24日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す