幼馴染の愛が重い

22日目 ページ24

「受け取ってやってよウォヌヤ

それ、シオンが間違って買っちゃったチキンなんだ」

WN「？？」

『その、辛いやつ買うつもりがプレーン買っちゃって…食べ切るのに困ってるんです。
だから、食べてくれると嬉しいです…』

恥ずかしそうに目線をずらして袋をこちらに向けているシオンにウォヌがそういう事か、と納得すると受け取る

WN「チキン、好きなんで貰います！
あの、ひょっヒョンって呼んでいいですか？」

『え、あ、はいどうぞ』

WN「タメ口でいいんで。
あの、ゲーム、好きなんですよね？
今度一緒にできたらなってずっと思ってて」

『えと、うん。ゲーム大好きだよ！
ウォヌくんゴセでとっても上手だったから相手になるかわかんないけど…』

「ヤー！お前が下手なら俺らどーなんだよ！！」

WN「え、そんなに強いの？」

「コイツ、〇〇ってゲームで何回も一位になってる！」

WN「よし、シオナヒョン。カトク交換しましょう」

「いいよー。」

『なんでハニが返事するの？？』

シオンの鞄からスマホを出すと交換するジョンハンとウォヌに当の本人であるシオンは何も出来ずにいると終わったのかまたゲームしましょうね！とチキンを掲げながらウォヌは自室に戻って行った

『ハニヤー、なんで交換したの？』

「俺になんかあった時シオナになんかあった時、冷静に対処できる人間に連絡先は渡してる方が安心だから。」

スングァンやジュニだと焦って動けそうにないからねーと買ったばかりのイチゴミルクをストローで吸うと早く帰ろ？と空いた左手を握って進んでいく


部屋に戻ると
帽子とかを使ってないベッドに置いてご飯をのんびり食べつつお昼からガッツリお酒を飲んでるとジョンハナのスマホから音が鳴った

「あ、許可降りた。」

『何の？』

「SNS。
お前の写真ずっと公式から出すのもなってアピったら作っていいってさー。」

『マジかー、まぁ公式から出されるよりマシだけど。』

「SNS用のスマホあるからそっちでサブ作るわ。」

『んー。』

キャリーケースから出してきた普段と違うスマホを操作するジョンハナを横目におつまみ無くなったと袋から新しいつまみを出して食べながらふと思い出した

『俺いつ帰れんの？？』

「ん？？
明日の昼帰るよ。
韓国でラストだから一緒の便で帰ろうね」

『そーなの？了解』

ぐびっと既に3番目になるお酒を飲み干すと冷蔵庫に入ってるシャンパンを見つける

『ハニ！シャンパン飲んでいい？！』

「いいよー！！」

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