可哀想な子III

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他の方も聞こえてないのか他のメンバー同士で話してるからか唯一相槌って言うか"んー"、と返事をしてるのはホソクさんだけ
こっわ

ﾊﾕﾝ「？ミズキ仲良いなら行ってくる？急ぎじゃないし部屋にさえ持って行ってくれれば」

貴『いや、大丈夫です。』

あんな冷たい目をした人たちと話したくない、怖い

「…(じーっ」

＊JM

「あ、オッパ〜ユジンこれからずっと一緒にいれるよ！」

とテヒョンアの体だけの付き合いの筈の女が来たのは数週間前

生憎、知力はギリだけど体力テストで総合4位を取り見事に固定のAコースを選択したらしい
お陰でほぼ毎日俺らが受け付けてない日を省いて毎日来る

僕の相手は頭が足りずDコースの3日のみ固定でウチに来る
他にも残念なことにウチを希望してる人が多いお陰で望んでる子以外が来る

今日は日本人の姫川綺羅梨が追加できてるけどマジ怠い

高い声に甘ったるい香水の匂い
誘うような露出の高い服

まぁ、まっったく興奮しないけどね！！

ジョングク見てみなよゴミ見るような目で見てるよ？
そりゃあの子人見知りにプラスで最近やたらプライベートゾーン踏み散らかされてイライラマックスだからね！
普段優しいジニヒョンやホソギヒョンも笑顔引き攣り気味だしユンギヒョンとナムジュニヒョンはもはや関わりません感満載で2人の世界に

やめてよね逃げるの

移動中もやたら話しかけてくる女に怠い面倒い煩いの三拍子しか感じず歩いてると
視線を感じる

あー気持ち悪い
スタッフなら弁えろよと横目で見るとダンボールを持った愛しいあの子が

可愛い幼い顔には似合わない絆創膏が口元に貼られていて黒のロンTにジーンズと何より怯えた目に凄く抱きしめたい衝動が

時間あったけ？
スマホを見ると予定より早い…あはっ

JM「ナムジュニヒョン、お手洗い行ってきます」

RM「分かったよ、予定までには帰っておいで」

JM「はい」

さーて、あの子の行った方向は♪

さっきまで見てた方向に歩いていくと廊下の端の部屋に入っていく2人

ラッキー

扉を開けると段ボールを置いてる2人がいて凄く驚かれた

JM「アニョハセヨ〜、
よかったやっぱりミズキだったんだね！」

手を握ると指にも絆創膏が沢山貼ってあって聞きたいことが沢山

貴『あっアニョハセヨ、なんでジミンさんが此処に』

は？

JM「オッパでしょ？会ってないうちに忘れちゃった？」

貴『あ、ゴメンなさい』

ふふっ、素直で可愛い

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