可哀想な子 (ページ29)

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小動物にご飯あげてる時みたいに癒されてると
良くここまで警戒心解けたなぁと我ながら自分の愛嬌の巧さに惚れ惚れする

最初は堅っ苦しかったあの子にさり気なくアドバイスしてニコニコしながら接すると次第に緩い表情も見せてくれるようになった

よかった～
最初の事があるからもっと警戒されるのかと思ったけどあの子が純粋無垢なお陰でスルッと入り込めた

半分くらい無くなったとこでソアちゃんが戻ってきてミズキちゃんを連れて行ってしまった

仕方なく一人で残ったフルーツを食べてるとソアちゃんの遠慮してた目を思い出した

やっぱり、ここの数人多分僕らのこと気づいてるな

テヒョンアとジョングガがあの子にドッキリかける時もスミンちゃん？って子が日本組の子を連れて出て行ったり
今も遠慮気味にミズキちゃんを連れて行ったり

贔屓してる子を連れて行くってことはその人の機嫌を損ねるかもしれない危険な行為
そんな危険な行為普通したくないもんね

大丈夫、
僕はテヒョンアと違ってそんな表に出さないし取られたからって機嫌を損ねない

でも、

JM「(ｼｬｸｯ!
テヒョンアは危険だよー(ボソッ」

アイツは天然っていうか四次元で僕らと基準が違う
だから、なにがアイツの機嫌を損ねるかは誰にも分からない
それこそ、多分本人も分かってない
無意識に苛立って爆発するタイプの1番やばいやつ
だから、アイツから好かれるならそれなりに覚悟持たないと

ま、ミズキちゃん気づいてなさそうなんだけど！

＊貴女

ジミンさんと別れた後
もう一度先生の場所行って話して許可が降りた

貴『んじゃ、明日からの予定立てないとだね』

ソア「だね、授業の予定も変えないとだし」

そーだ、
学生組は授業のスケジュールも変えてもらわないとなのか

貴『あー、やること多過ぎ』

ソア「高校辞めてやろうかな((」

いいなぁ、
私まだ中学で義務教育なんですけど((

練習室に戻るとまだ皆んな唸ってたり悩んでたり
ただ、BTSの皆さんいるからいつもみたいに発狂したりしてないだけマシ

真帆「え、2人とももう決まったの？」

貴『どんな感じにするかの雰囲気は決まりました』

スミン「うちらなんも決まらん」

ソア「ま、2人なんでも合いそうですよね」

流華「ヘルプヘルプ～！私たちも決まってない！」

ｿﾋｮﾝ「アドバイス求む！」

…

貴『2人は絶対可愛い系』

スミン真帆ソア「うん」

流華ｿﾋｮﾝ「？分かった！」

ゴリッゴリのラップ下手過ぎるから((