異質な存在 II【BTS】 (ページ33)

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フェスページ33

＊JN

暑い夏の日

日本で開催されるロックフェスティバルに参加させてもらえることになり日本に来日して数日

リハとかを済まして楽屋に戻る途中
こんな声が聞こえた

「見ろよ、本物の百合園」

「俺ずっと応援してたのに男いるグループ行くとか残念だわ」

「お前顔面と身体しか見てなかったじゃんw」

「いやw顔も身体も今のが好きw」

日本語話すのは苦手だけど聞き取りはできるから本当イヤな気持ちになる

前を歩いてるミズキを見ると気にせずジミナとテヒョンアと話してるけど
聞こえた僕らはどう言う表情をしたらいいのか分からない

そんなもやもやを胸に抱いて楽屋に戻ると
ミズキがソファにポフっと座って一言

貴『ほんっとに気持ち悪い』

JN「あ、やっぱ聞こえてたんだ」

貴『聞こえますよ、あんな態と大きな声で話して…聞いてくれと言わんばかりですよ』

イライラしてるのか爪を噛んでる
ミズキはイライラしたり思い通りにならないと噛む癖があるから
よく爪をボロボロにしてメイクヌナに怒られてる

JN「ほら、ストップ噛まないの」

隣に座って手を握ると止まってムスッとしてる
カバンから硬めのグミを取ってもらって口の中に放り込んでやるともぐもぐしだした

少しの間なら大丈夫かな～

SG「ヒョン、爪やすり」

JN「やー！ありがとうユンギヤ」

いいタイミングで渡された爪やすりでミズキの綺麗な手をさらに美しく見せてる爪を研いでると
飲み物を買いに行ってたマンネ達までムスッとして帰ってきた

HS「おーやー、どしたんだ？マンネ達までむくれちゃって」

TH「もう！絶対このフェスで見返してやるんだから！！」

bts-THJMJK「？？？」

全く話が見えなくて首を傾げてると
帰ってきて一直線で座ってるミズキのお腹に顔をぐりぐりしてたむくれ末っ子がパッと顔を上げた

JK「飲み物買いに行ったら行成よく分かんない人達に"日本で売れるわけないんだから帰れって"て笑われて、僕もヒョンもむかついちゃって」

TH「ムカついて殴りかかろうとしたジミナ必死に押さえ込んで帰ってきました！！」

bts-THJMJK((よく抑え込んだ、キムテヒョン。チョンジョングク。))

さらっと恐ろしいことするからなぁとテヒョンアの隣で謎ににこにこしてるジミナを見ると

JM「なんですか？？」

と言われた

JN「なにも、よく我慢できたね」

JM「？
だって、よく考えたらあんな人に負けませんし」

流石釜山男子