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貴『…そうですか。
まだ、皆んなには知って欲しくなかった』
ミズキがそう言うとテヒョンアがどうして？と聞く
貴『あそこまでの言葉は普通…まだ1年と少しの私たちが貰うはずの言葉じゃない…
芸歴だけで言えば私はもう7年目なの、
悲しい事にこの7年で私は公表してないだけで何度も精神病にかかってる
そんな精神を病む言葉…まだ伸び代しかない皆んなに見せたいはずないじゃない！！』
あまりにも悲痛な叫び
僕らの事を考えてくれていたミズキはそうやって誰にも話せない環境を作ってしまっていたんだね
いつもそこにいるだけでキラキラして誰よりも強い存在のミズキが今は少し風が吹けば飛んで行ってしまいそうな程弱い存在に見え
無意識に泣いてる彼女を抱きしめよく頑張ったねと伝えると沢山の悩みを吐き出していった
まだ死にたくない
殺されたくない
人が怖い
撮られたくない
辛い
限界
消えてしまいたい
まだこの世に生まれて20年と少しの子が言う内容ではない
泣いてる背中を落ち着くように撫でてると同じ様に泣いてしまっていたジョングギやジミナテヒョンアが立ち上がり僕と同じように抱きしめた
JK「ヌナ、1人でどこかに行かないで下さい…死ぬ時も姿を消す時も何があっても一緒にいきましょう」
JM「独りぼっちだと寂しいでしょ？
一緒に悩んで悩んで悩んでそれでも解決しなかったらその時は4人で一緒に」
TH「ミズキがもう1人で抱え込まない様に僕たち沢山考えたんだけどね…難しくて…ミズキがいなくなると僕たち何もできなくてっ考えれなくてっ
だから、、もう一緒に消えちゃおってなったの」
初めて聞くマンネ達の本音にミズキだけでなくヒョンラインも驚いてる
この子達はこんなにも考えてたのか
＊貴女
やってしまった
そうとしか考えれなかった
目覚めた日から自分の中の感情が不安定で思った事をすぐに言ってしまう
だから医者にも見抜かれた
必死に演じてきたものが壊れて行く
そしてとうとうメンバーの前ですら爆発してしまった
抱え込んでたものは一度出してしまうと取り返しがつかずぼろぼろ本音が溢れていく
やめて
これ以上弱い私を見ないで
優しく受け入れようとしないで
弱いと突き放して
こんなのお前じゃないって誰か怒ってよ
感情がぐちゃぐちゃになってると
ジョングガジミナテヒョンアが恐ろしい事を言ってきた
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作者名：8美月8
| 作成日時：2021年3月12日 20時
