異質な存在【BTS】 (ページ41)

今日:7 hit、昨日:49 hit、合計:222,528 hit

安心ページ41

テレビで見る仲のいい光景がずっと続けばいいのにと何度願ったことか

でも裏側なんてそんなもの
だから、こっちでもそんな感じだと思ってた

けど、違う

そりゃ、メンバー決めの時はバチバチしてたけど決まってしまえば以前より絆が深まって裏も表もないぐらい親密になった

あり得ない光景だった
正直最初は戸惑ったけどすぐに居心地のいい場所になった

それでも、
やっぱり長年染み付いた1人で背負う責任みたいなものは取れなかった

48人…いやそれ以上もいるとグループの責任は1人の行動如きでは揺るがない

けど
ファンからの信頼は自分の行いで
プロデューサーさん達のオキニになるのも自分の行動
大物から気に入られるのも自分の行動

全て全て自分1人の責任

だから辛くても悲しくても批判アンチが来ても常に1人で背負うモノだと思ってた

でも…もう1人じゃないんだ
頼っていいんだ

皆んなの優しい笑顔に安心すると一気に何かが切れて涙が溢れてきた

貴『うんっ、頼るし話す…
私が挫けたら助けて下さいっ』

SG「あぁ」
JN「勿論だよ」
RM「一緒に頑張ろう」
HS「絶対助けるよ」
JM「まず挫ける時は一緒だよ」
TH「僕たち一蓮托生ってやつだね！」
JK「一蓮托生…いいですね」

一蓮托生
そうだね、このメンバーならどんな困難にも立ち向かえれそう

貴『うん、一蓮托生だ(ニコッ』

TH「あ、洗礼された美だ！」

へ？
手を繋いでたテヒョンがいきなり離したかと思うと顔を近づけて笑った

JK「テヒョニヒョン近い！」

TH「でもこんなに綺麗なの見ないの勿体ないじゃん！」

JM「なら僕らにも見せろよ！」

JN「そーだよ！！」

ジミナの一言で騒ぎ出したオッパ達
ただ私としては泣いて目赤いし普通に恥ずかしい

貴『わっ、私の顔は閉店しました！！！』

JK「あ！ミズキヌナ顔隠した！」

SG「閉店早いぞあの店」

RM「あ、逃げた」

必死に顔を覆って逃げてると先生が入ってきて練習開始に

その後
いいのか悪いのか色んな意味で泣きそうな位練習させられて皆んな涙目で同じ感じになったから私の泣き腫らした目は馴染んだ

TH「涙と青い目って本当に宝石みたいだよね」

JM「ずっとそれ言ってるよね」

TH「うん、やっぱりミズキは宝石なんだよ！防弾少年団の宝物」

JM「…なら、宝物は大切に保管しないとね

取られないように(ニコッ」

TH「勿論

何があっても手放さないよ！(ニヒッ」

他生徒((こっわ、取り敢えず誰か知らないけど逃げて))

とある学校の休憩時間にて