異質な存在【BTS】 (ページ29)

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脱退？！ページ29

「じゃあ休憩」

bts「はい」

デビューに向けての練習中

ふと考えた

もしあの時ホソギオッパが抜けてたらどうなってたのか、と。

休憩時間の今も鏡の前で踊ってるオッパは相変わらず上手くてこのチームに絶対必要な人材

なのにあの人達はラインナップから外した

一体何を考えてたんだろ…

これは数週間前の話

暫定的に防弾少年団のメンバーが決定して
それは発表された

その時発表された人の中に何故かホビオッパは入ってなかった

ジミナはこの後決定していたのに大人の判断で何度も入ったり落とされたりを繰り返されて最終はメンバー入りを果たした

まぁそれは置いといて

ホビオッパはその時脱退を受け入れた

意を決して話してくれたその時の悲痛な顔は今でも覚えてるしこの先忘れることも無いと思う

ホビオッパの言葉にジョングギは大泣きながら辞めないでと伝えたけど彼の判断は覆らなかった

私は、何も言えなかった

だって私も同じような事をした
辞めないでと沢山の人に言われたのに自分の判断でやめた

そんな人の言葉、矛盾が多過ぎる

だから黙ってた
でも、感情というものは良くも悪くも素直なものずっと目から涙が溢れていた

そんな姿で事の流れを眺めているとジョングギを慰めたホビオッパはその後私の涙を拭って頭を撫でるとどこかに行ってしまった

良いはずあるか…
あんなに優しく人のために動けて初めての事でも必死に食らいついて自分のものに出来る人を抜けさせてたまるか

一々出てくる涙を拭って
PD室に行こうとすると肩を掴まれた

貴『…なんですか、

ナムジュニオッパ

私は納得出来ません、何故彼なんですか私はあの人のいないグループは嫌です』

RM「あぁ、僕もそう思うよ…

だから、一緒に行こう」

ギュッと握ってた手を解かれ
手のひらを見ると自分の爪の跡がくっきりついてびっくりした

PD室に着くと
早速ナムジュニオッパと必死に説得をした

PD「…分かったよ、そこまで言うならチョン・ホソクをメンバーにしよう」

貴RM「ありがとうございます」

その後話はすぐ伝わり
ホビオッパは戻ってきてくれた

HS「2人ともありがとう、僕もう一度頑張るよ」

RM「あぁ」

貴『一緒に頑張るんですからね
人のこと言えませんが1人で決めちゃダメですから、もうメンバーで貴方だけの問題じゃありませんからね！』

HS「！！
うん、そうだね！」

この時の輝いてる笑顔も忘れられない表情の一つ