コンセプト ページ16
入所した日から数週間
只管ダンスと歌.ラップの練習
この3つの練習の合間に違う練習も入ったりして
学校に行くって感じで過ごしてる
こんなハードな日々を送ると
絆の一つや二つ芽生えるわけで
一緒に生活してるユンギさんたちからはオッパ呼びを許され
同い年のテヒョンとジミンとはタメ口で話せるくらいにはなった
グクくんも頑張って話しかけてくれて今ではよく話す仲に
あと他の練習生さんたちとも程々になら話せるように
で、今日は何故か私とオッパ達がいつかのPD室に呼ばれたんだけど
貴『なんか粗相しましたっけ?』
SG「さぁ、新しいメンバーとか?」
RM「僕備品壊してないよ?」
HS「備品わね
でもユンギヒョンの説は濃いですね!」
確かに、
そろそろ他のメンバー増えても可笑しくないですよね
部屋の前まで来るとナムジュニオッパがノックをして中に入る
挨拶と少し話すとPDが早速と話を切り出した
PD「実はね、コンセプトを変えようと思う」
『「え、」』
PD「ヒップホップは変えない。が世間的にも今はアイドルグループが無難だろうと言う案が出てね
アイドルグループとヒップホップを融合さしてみようと思う」
SG「まっ、待って下さい
ホビとミズキは踊れるかもしれませんが僕とナムジュナはほぼダンスの練習に参加出来てないんですけど」
PD「何の為のメンバーだい?それに今からメンバーになる子も苦手でね!おいで」
全く話についていけないまま
部屋に入って来たのは何度か見たことのある男の人
確か名前は
PD「キム・ソクジン、担当はボーカルとビジュアルだ、すぐに切り替えろとは言わないがアイドルが嫌ならここで辞めなさいここは生半可な覚悟ではやっていけないよ」
ッッ
そうだ
大人は勝手ですぐに最善の方に動こうとする
今までだって、ずっとそうだ
センターだと思ってたら周りが霞むからとか言ってダブルセンターに
コンセプトに合わないからと黒髪を強要され
背が高いからヒールは履くなと命じられる
生き抜く為には時には従うことが大切なんだ、
ここにいる人は嫌でもそれを分かってる
だから、
SG「いえ、やります。ホビミズキ頼んでいいか?」
RM「僕も、やります。2人ともお願いな?」
っ、
貴『任せて、下さい。』
HS「頑張りましょう!」
PD「うん、よく言ったね。
じゃあ話はこれまで
今から他の子にもコンセプト変更について話に行く
一緒に来なさい…
悲しい事だが覚悟する様に」
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作者名:8美月8 | 作成日時:2021年1月23日 23時