もうすぐ ページ44
「やる気あるのか？もう一回」
「シュガ声ブレてる」
「ジンとラップモンスターズレてるもう一回」
「リリーとホプジョングクはスピード合わせようとしろもう一回」
「テヒョンアジミナ歌ブレてる」
「もう一回」
「もう一回」
「もう一回！！」
ひたすらやり直してようやく休憩
踊りながら歌うを何度も繰り返してるおかげで酸欠で死にそう
流石のホビオッパやジミナもこんだけしたら休憩中も練習とか言うレベチなことはできず例外なく全員ぶっ倒れてる
足の痛みも肺の痛みも頭の痛さも全て限界を超えて謎に無になってる状態
ただ息をするのに必死でこんな時だけど生きてるなぁと実感する
暫くすると息も整って何とか座れるように
ただ疲れは正直で壁にもたれてると
歌の先生とダンスの先生が話してる
そっか、もうあと少しでもティーザーと言われるものが公開されて
私とテヒョンアは初お披露目
その数日後にはデビュー
なんか、昔は小さかった事もあって流れるように舞台に立たせてもらってそのままテレビとかにまで行ったけど…こんなにも必死なものなんだ、
足を見るとテーピングや包帯湿布がベッタベタに貼られていて本当にこれでデビューしていいのかと心配になるけど、こっちでは普通のことらしく
ユンギオッパも頑張ってる証としてSNSに出したりしてた
前まででは考えられない
怪我を晒す事もこんなに必死なのも
今まで怪我はしていても無いものとして完璧な可愛いアイドルでテレビに出るのが普通
どれだけ足が痛くてもファンの方は知らない
裏のことなど無いものにするのが普通の生活だった
だから、こんなに血だらけで青痣だらけな足が信じられない
そして何より考えられないのが
全員が全員必死なこと
申し訳ないけどAKBの時代は多少ダンスが下手でも成長の過程を見せれるってことで程々の練習してたからこんなに全員がぶっ倒れるなんて事なかった
中でも私は練習すればするほど周りとの差が開くからと練習の途中からは全く違うグループのダンスを踊ってたぐらいの余裕でやってきた
なのに今は限界の限界まで体力を使って毎日毎日気絶するように眠る毎日
初めての経験に何とも言えない感情だけど
もう少しでファン…ペンの皆んなに会えると思うと楽しみで仕方がない
きっと私のペンは他の皆んなと比べるとごく僅かなはず
でも、そのペンの為に頑張るよ
待っててね私の可愛いペン
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 451人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：8美月8
| 作成日時：2021年1月23日 23時
