本当の終わり ページ32
まだ折れてる腕を無理矢理動かしながら
左右の手に髪が巻きつくと一気に引っ張り上げられた
そこには真っ白な服を着た男と女が
女「痛ったいなぁヒック」
男「本当にねぇ、で今回はどうしたのお姫様」
男の方がAの方に体を向けるとAは首だけ動かして目線を合わせて言う
貴『セカイ、潤…この男に面識は？』
男の方がセカイ女の方が潤と言うらしく
それぞれに目を向けて言うと2人は同じポーズをしながら唸っている
そして女の方が手を合わせて思い出したみたいだ
潤「思い出した！私たちがAに頼まれてたあの資料を守ってる時いきなり殺してきたやつだ！ヒック」
セカイ「あぁ、そうだったね。それがどうしたの？」
貴『その資料を見て薬を作られた…どうせお前達なら私の中を巡ってるものが見えるだろ？』
潤「えぇヒックそれを治して欲しいの？」
貴『そういう事話が早くて助かる…セカイにはアイツが見た資料の部分の記憶を破壊して欲しいの』
セカイ「僕らの責任でもあるしお安い御用だよ」
潤「うんうん、でもAこのあと確実にキャパオーバーになるよ？」
貴『仕方がない…こんな薬巡らしてる方が無理』
潤「まぁそうだろうね、やるならさっさとやろうよ」
セカイ「あぁ、」
そう言うとAの右手にセカイ左手に潤が手を合わせて回ると
潤はAと手を合わせたまま光の光線を出してAを包み込み
セカイも手を合わせたままｵｰﾙﾌｫｰﾜﾝに正面に手をかざし左から右にスライドさせた
セカイ「はい完成」
潤「私も根こそぎ薬成分消したよ」
貴『…っ、ほんとだ無いね…ありがとう』
セカイ「いいえ、お姫様…それでは」
潤「ソレ、直してあげられなくてごめん…じゃあね」
2人が迅速に帰ったのは時間制限とかではない
多分察したんだろうな自分達がいることでAに負担がかかってる事に
今だって目鼻口から血を垂れ流しながら倒れてる男の肩を踏んで記憶を見てるんだろう
確認し終えるとサッとこちらを向いて戻って来る
俺たちもAに駆け寄る途中
Aはそれはもう大量に吐血して倒れかけた
血は地面に落ちたがなんとかAの顔面をキャッチすると先生が予め作っておいた担架に乗せて先に瞬間移動させた
俺と組みの奴らは後処理だ
虎「Aは無事なのか？！」
ｴｯｼﾞｼｮｯﾄ「あの量は致死量だぞ！」
左馬刻「わぁーってるよ、だから瞬間移動先は
病院だ」
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優曇華院咲月(プロフ) - TDDかっこええ近所のお兄ちゃん感すごいwやっぱ夢主ちゃんの事好きなんやなw (2021年1月15日 10時) (
レス) id: b913713117 (このIDを非表示/違反報告)
涼花(プロフ) - めちゃくちゃこの作品大好きです！続きが更新されるのが楽しみです！頑張ってくださいね！ (2020年12月16日 0時) (レス) id: 9dcc6e947e (このIDを非表示/違反報告)
オタク - この作品とても好きです！無理せず更新頑張ってください！ (2020年12月8日 12時) (レス) id: 77430a113f (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - お久しぶりです！すいません夢主を入れてTDDは5人だから駆けつけて来るのは4人なんじゃ？ (2020年12月6日 5時) (レス) id: acc4cdc8d9 (このIDを非表示/違反報告)
ベル(プロフ) - 初めから読みました！！めっちゃ続きが気になります！！更新頑張ってください！ (2020年11月30日 21時) (レス) id: 61644e4b7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：8美月8
| 作成日時：2020年5月17日 19時
