雪の女王とは俺の事〔ツイステ〕〔男主〕 (ページ11)

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Vlll ページ11

さて～

『フロイド～どーしたら機嫌直してくれる？』

額をコツンと合わせて聞くと

フロイド「別に、悪くねぇし」

と目線を逸らされた

ジェイド「ふむ、(ここで離れると余計に機嫌が悪くなりますね)A今日はフロイドを任せてもいいですか？(こそっ」

『ん？いいよ～』

ジェイド「ありがとうございます

フロイド私は帰りますがどうします？」

フロイド「…帰んなーい」

あくまでもフロイドの意思を尊重すると…

考えたねジェイド

ジェイド「分かりました

では、また明日」

『ありがと～ジェイド』
フロイド「またね～ジェイドぉ」

2人で手を振るとお辞儀をしてジェイドは帰っていった

フロイド「ねぇA

俺に隠してることあるでしょ」

『ん？あぁ、隠してるつもりはないよぉ』

手を掴んで塔のある方に向かうと

フロイドは目をキラキラさせながらついて来た

本当可愛いなぁ

扉を開くと塔が見えたのかぱぁっと顔が輝いた

フロイド「ねぇA！

あの塔なぁに？

入っていいの？いいよねぇ？いいよねぇ！」

手から腕全体に抱きついてギュッと締めだした

おぉ、押しが強い

『仕方ないなぁフロイドだけだよ？』

頭を撫でて塔の窓に氷の橋をかけると

フロイドはぴょんと渡って塔の中に入った

フロイド「あれ、この部屋って」

『かつての偉大なる母マザー・ゴーテルが娘の為に用意した部屋を再現したの』

フロイド「そっかぁ！

Aは女王様だけじゃなくて偉大なる母の能力も受け継いでんもんね～

流石だねぇ」

『ありがと』

さっき作ったふわふわのソファに座って寛いでるフロイドにお菓子とジュースを入れて持っていくと

突然腕を引っ張られた

ﾄﾞｻｯ

あっぶな

フロイド「あははははっ！

Aの焦った顔ぉ久しぶりに見たかもぉ！！」

きゃっきゃと子供のようにはしゃいでるフロイド

うーん、可愛いけどぉ

浮かしてたお菓子とジュースをテーブルに置いて

上にある目と目を合わせるとピタッと止まった

フロイド「なぁに？A」

『俺、下はあんま趣味じゃない』

フロイド「えっ、て、うゎっ！」

一気にフロイドを引っ張って下にした

フロイド「あは♡

ねぇ、A

俺がぁ独占欲強いって知ってるよねぇ？」

『知ってるよ』

フロイド「だよねぇ♡

ってなわけでA…俺と付き合って？」

…

何がどーなって付き合ってになった？