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「えっと…小竹A、中学2年生です」
黒尾「中2か〜」
夜久「ここがどこだか分かる？」
「分からないです」
海「うーん、ずっとビクビクしてるし、赤葦呼んだ方がいいんじゃないか？」
研磨「俺、電話してくる」
バンっ
京治「A！？」
「京治？」
京治「うん」
「けいじぃぃぃぃぃぃぃ」ｷﾞｭｯ
京治「大丈夫。もう大丈夫だから。ゆっくり話してみて？」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ
「うん…なんか起きたらここにいて(ｸﾞｽｯ 男の人しかいなくて…怖かったぁぁぁ(ｸﾞｽｸﾞｽｯ」
京治「あのねA、Aは今高校2年生で、ここ音駒高校に通ってる」
「音駒？宮城にそんな高校ないよ？」
京治「うん。ここは、東京だから」
「東京？なんで…」
京治「色々あったの。今は考えなくていいよ」
「でも何でこんな男の人しかいない所にいるの？」
京治「この人達は、男子バレー部の人達で、Aはマネージャーやってるから」
「そ…うなんだ」
京治「ねえA」
「なに？」
京治「この人達の中で大丈夫な人っている？」
「んーと…あ、孤爪さん？あの人ならたぶん」
京治「やっぱり孤爪のことは大丈夫なんだね…記憶無くなってもそれは変わらないとか、どこかで覚えてるのかな」
「？うん」
京治「孤爪ちょっとこっち来て」
孤爪「なに」
京治「ちょっとさ、Aのこと抱きしめてみてよ」
え…京治何言ってんの？
むり…だよ
孤爪「え？何言って…大丈夫なの？」
「京治？大丈夫そうとは言ったけど、迷惑…」
京治「だーいじょうぶ。たぶん孤爪に抱きしめてもらったら安心するよ？ね？」
「……うん」
孤爪「まあ赤葦が言うなら」
「えっと…孤爪さんお願いします？」
孤爪「なんで疑問系なの？(ﾌﾌｯ」ｷﾞｭｯ
あ、なんか落ち着く…
知ってる、この感じ…
なんでだろ、眠くなってきた…
孤爪「寝ちゃった」
京治「やっぱりAには孤爪だね」
孤爪「なにそれ」
夜久「Aも寝たし、もう話しても大丈夫だろ」
京治「そうですね。いいと思いますよ」
夜久「じゃあAが、起きたら赤葦も交えてパーティーやろうぜ！」
黒尾「でも夜久、Aちゃん楽しむとか無理じゃ…」
夜久「赤葦もいるし大丈夫だろ。それに途中で思い出すかもしれねーじゃん？」
黒尾「おお…じゃあ、残り準備するか！研磨と赤葦はAちゃんよろしくな」
孤赤「うん/はい」
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作者名：さたみる | 作成日時：2017年12月23日 20時
