＊ ページ13
「あれ、ずるしてんの認めるんだ」
心愛「なっ…」
「まあどうでもいいけど。1つ目、中学の時に何百回とお前と1on1やってるから癖分かってんだよ。2つ目、そもそもバスケの練習ちゃんとやってねーから技術が遅く始めた私よりも少ねえの。だから、お前が仕掛けてくる前にボール簡単に奪える」
心愛「うるさいうるさいうるさい！」
果帆「あ、やばい止めないと」
「いーよ。止めなくて」
果帆「でも、」
「前みたいにはならないから」
果帆「分かった。危ないと思ったら強制終了ね」
「はいよ」
心愛「なんで、バスケも皆からの信頼も！私はあんたに勝てないのよ！」
「そんなの。練習してないから。あと、人に嫌がらせするから」
心愛「私は5年以上、あんたよりバスケをやってたのに！練習は多くやってたはずなのに！なんで…」
「なめんなよ？私は皆と違って中学から始めた。1番下手なのは誰が見ても分かること。だから、めちゃくちゃ努力した。朝練も放課後練も皆より早く部活に行って、ハンドリングとシューティングして、帰ったあとだって走り込みしてたんだよ」
葵「もともとセンスはあったよね〜身長小さいくせにw」
「葵シャラップ！」
葵「ごめんごめん。小さいのまだ気にしてたんだね」
「当たり前だわ。バスケやってる時に何回馬鹿にされたことか…」
葵「全部勝ってたけどねw」
「ちょっとムカついたから、無我夢中でやってたらいつの間にかね〜」
心愛「すごい…私そこまでやったこと無かった…」
「心愛ちゃんだって、ちゃーんと練習すれば強くなるよ」
心愛「今からでも遅くないですか？」
「さあーそれは同じチームの人に聞くべきなんじゃない？」
バスケ部「これから頑張ろ！」
心愛「ありがとうございます！」
「よーし、心愛ちゃんも改心したし、解散ってことで良いですか？」
黒尾「いんじゃね？」
バレー部「A(ちゃん/さん)がいいなら！」
「じゃ、解散で。お騒がせしました。ほら心愛ちゃんも」
心愛「はい！すいませんでした」
「葵、もうちょっと付き合ってよ」
葵「えーヤダ。Aとやるの疲れる」
「ひどー」
葵「はあーちょっとだけね」
「さんきゅ〜」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 7人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：さたみる | 作成日時：2017年12月23日 20時
