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?「悪い子には罰を与えないとね…」
そう1人の男が言うと、ジリジリと迫ってくる男たち。
貴「やだっ……離して…」
1人の男に腕を掴まれ、必死に振りほどこうとするけど、
男になんか敵うわけもない。
他の男が拳を挙げて近づいてきて、
もうダメだ、と思い私は咄嗟に目を瞑った。
でも…何もこない。
目を開ければ、地面に倒れる黒ずくめの男たち。
と、その男たちを見下ろす金髪の男の人。
貴「あっ、あの……」
?「大丈夫か」
私が言い終わらないうちに、声を掛けられた。
貴「大丈夫です…でもなんで」
?「こんな男達に囲まれてる女、放っておけるわけないだろ」
そう言いながら、そっと、差し出してくれた手を
ぎゅっと握って立ち上がった。
貴「本当にありがとうございました…」
私がそう言うと、その人はフッ、と笑った。
その人は「じゃあな、気を付けろよ」と言って、
歩き出した。
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ジェネファン - 面白いですね!更新待ってます* (2018年3月5日 0時) (レス) id: b41e986af5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - Twitterにそっくりのお話を書いてる方がいるのですが、盗作などではありませんよね?Twitterで書いている方は去年完結しています。 違いましたらすみません。 (2017年1月6日 16時) (レス) id: f047626afa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴ の . | 作成日時:2016年12月26日 19時