キャラも出てこないし全体的によくわからん話 ページ32
日もだいぶ沈んでいて暗かったので少し怖かったが、無事に帰ることができた。
寮の扉のドアノブに鍵を差し入れる。鍵は錆びついていて入りがスムーズでない。
いつものように鍵を持っている手をひねる。そこで私は違和感を覚えた。
鍵…空いてる？
閉め忘れたのだろうか。いや、鍵閉めた記憶はある。
いやまって心配になってきたんだけど！まぁ盗まれて困るもの少ないですけどね！？
でも閉めた記憶あるので多分ゆめが帰って来たのだろう
私は小さくため息をつく
ゆめが私より先に寮に帰ってくるのは久しぶりだ。
会うのも数日振りかもしれない。
あの人はずっとハーツにお世話になってるからなぁ
バイトした日から更に関係が悪化している気がする
妙な緊張感を持ちながら部屋に入っていく
案の定、そこに居たのはゆめだった
グリムも寝ていた
『ただいま』
ゆめ「…」
まぁ無視されるのはいつものことだ
私は夕食の準備に取り掛かる
『ねぇ、今日ってゆめ夜ご飯食べる？』
少し待ったが返事はない。一応作っておこう
余ったら明日の朝食にしようかな
野菜を刻んでいると、今まで黙っていたゆめが口を開いた
ゆめ「ねぇ。あんたって手かさかさだよね」
『え？』
何そのシンプルディス
わたしはあなたと違って水仕事たくさんやってるからあたりまえです〜やめてください〜
ゆめ「それに、爪も短いし手入れしてないでしょ」
バイトで爪は短く切ってくださいって言われたからです〜
それに作業してるとすぐに二枚爪になるから汚く見えちゃうだけです〜
ゆめ「それに髪型もワンパターンでなんの変化もない」
『まぁ朝は時間ないからね』
まじで何を言いたいんだろう
ゆめを見ていると、その目に涙が溜まっていることがわかった
はっ⁉︎なっ、泣いて…！？なんで！？
ゆめ「わたしの方が努力してるのになんで…」
『え、どうしたの！？なんの話！？勉強！？』
ゆめ「バカじゃないの！？」
なんだよ情緒不安定かよどうした？
ゆめ「いいよね努力しないで人から好かれる人は！もう寝る！」
そう怒鳴ってゆめ階段をドスドス上がってしまった
私はため息をつく
まじで、悲劇のヒロイン気取りかよ
好かれる？あんたのせいで嫌われてるけどね
私は何か込み上げてくるものを押さえる。それは怒りかはたまた涙か
気持ちを落ちつけるために寝ているグリムをそっと撫でた
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推しが尊い - どの夢小説見てもヴィル様がまじでいい人すぎて泣く (5月1日 14時) (
レス) @page19 id: 653187292b (このIDを非表示/違反報告)
すす - めっちゃ面白すぎます、夢小説でこんなに続きが気になるの初めてです、、、続き楽しみにしています(;_;) (4月22日 23時) (レス) @page36 id: e44ad229ef (このIDを非表示/違反報告)
ありおりはべり。(プロフ) - 髑髏さん» わー嬉しいです！ありがとうございます！続きはしばしお待ちください🙏 (3月29日 17時) (レス) id: f0c4f4195c (このIDを非表示/違反報告)
髑髏 - え、無理とうとい。続きは？続きは何処ですか？？？今すぐ作者さんにマドル捻じ込みたい。（hey policemen‼︎） (3月29日 2時) (レス) @page34 id: 4e37b35646 (このIDを非表示/違反報告)
ありおりはべり。(プロフ) - 九尾さん» 身に余るお言葉恐縮です！今テスト期間なので更新は遅くなってしまいますが、楽しみにしておいてくださいね！ (1月21日 22時) (レス) id: f0c4f4195c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありおりはべり。 | 作成日時：2023年9月9日 20時
