デジャヴを感じる。 ページ4
授業が始まる直前、周りを見渡すとみんな次々とバディを組んでいるようだ。
毎回錬金術の授業がある日は憂鬱だ。
はぁー、ガチで誰でもいいからバディ組んで欲しい流石に泣く。
ｸﾙｰｳｪﾙ「ん？なんだ仔犬、まだバディを組めていないのか？」
クル先が私に声をかける。
嘘だろまたこのパターンかよ！！！！！！
ｸﾙｰｳｪﾙ「まだ組めていないのは…おい、そこの仔犬｡ユウと組め。」
クルーウェル先生の目線の先には、驚いた顔をしているジャックが立っていた。
♢♢♢
錬金術中、ジャックはずっと不機嫌そうな顔をしている。
ユウ「ごめん…」
ｼﾞｬｯｸ「いや…お前が謝ることじゃないだろ。」
やだんジャックやさちい。こんなん惚れてまう。
ｼﾞｬｯｸ「ユウ、その薬草を取ってくれないか。」
ユウ「わかった。」
そんなことを考えているうちに黙々と作業は進んでいく。
これは結構手際いいのでは？天才では？
えっと次の工程は…
ｼﾞｬｯｸ「次の作業は時間がかかりそうだな。」
そう、ジャックの言うとおり次の工程は小さな穀物の皮を剥くと言う作業だ。
しかも手作業でやるしかない。ここは魔法の世界なのに！！！！！！
ユウ「うわー、本当だ。うしっやるかー。」
私は作業に取り掛かる。なんだか視線を感じる。
私に視線を向けているのは、多分隣にいるジャックだ。
いやぁー、そんなに見られたら照れちゃいますよ！乙女なので！
するとジャックが口を開く。
ｼﾞｬｯｸ「前から思っていたが…お前って真面目だよな。」
突然こんなことを言われたので、私は素っ頓狂な声を出してしまった｡
ユウ「へ？…え、そうかな？」
ｼﾞｬｯｸ「あぁ。見ろ、後ろの連中なんか殻がついたまま釜に入れてるぜ。」
見ると、殻がついたままの穀物を目分量で釜に入れようとしている生徒がいた。
いや、あれは適当すぎじゃあないか…？
隣のジャックをみる。
彼は何か考え込むような素振りを見せた後、私にこう言った。
ｼﾞｬｯｸ「なんで、お前はゆめをいじめてるんだ？」
ユウ「…え？」
なんで？今その話題なの？
ｼﾞｬｯｸ「お前が理由もなく人をいじめるようには見えない。ゆめをいじめてるのに何か理由があるのか？」
私がゆめをいじめているのは、どうやら確定らしい。
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推しが尊い - どの夢小説見てもヴィル様がまじでいい人すぎて泣く (5月1日 14時) (
レス) @page19 id: 653187292b (このIDを非表示/違反報告)
すす - めっちゃ面白すぎます、夢小説でこんなに続きが気になるの初めてです、、、続き楽しみにしています(;_;) (4月22日 23時) (レス) @page36 id: e44ad229ef (このIDを非表示/違反報告)
ありおりはべり。(プロフ) - 髑髏さん» わー嬉しいです！ありがとうございます！続きはしばしお待ちください🙏 (3月29日 17時) (レス) id: f0c4f4195c (このIDを非表示/違反報告)
髑髏 - え、無理とうとい。続きは？続きは何処ですか？？？今すぐ作者さんにマドル捻じ込みたい。（hey policemen‼︎） (3月29日 2時) (レス) @page34 id: 4e37b35646 (このIDを非表示/違反報告)
ありおりはべり。(プロフ) - 九尾さん» 身に余るお言葉恐縮です！今テスト期間なので更新は遅くなってしまいますが、楽しみにしておいてくださいね！ (1月21日 22時) (レス) id: f0c4f4195c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありおりはべり。 | 作成日時：2023年9月9日 20時
