楽しい帰り道（） ページ16
更衣室の前でスマホをいじっていただけなのに、私は今なんでゆめと一緒に帰っているのでしょうか。
理由は簡単。悪女が誘ってきたから。
普通に断ろうと思ったんだけど、周りに人がいたもんで断ったらヘイトを買うことは明らかだったから行くしかなかった。
い〜やこわすぎぃ！何を企んでるんだよお前は！
隣を見るなんだか妙に機嫌がいいようだ。まつ毛長いな。
ゆめ「ユウちゃん、私自販機寄りたいんだけど着いてきてくれる？」
ユウ「え…ま、まぁ大丈夫。」
2人きりの時にちゃん付けだと！？！？
まじで機嫌良いな。ラギー先輩とイチャイチャでもしたのだろうかうらやますぃ。
ありがとっ♡と可愛く返事をしたゆめについて行く。
コツコツと2人の足音がコンクリートに響く。
やっぱり夜だからか人通りが少ない。これ1人では怖くて歩けないな。
そうこうしているうちに自販機にたどり着いた。
ゆめが口を開く。
ゆめ「ねぇ。」
少しだけ横を向いたゆめの目が鋭く光る。
これは嫌な予感がするぅぅぁぅぅうえああ！！！！！！
ゆめ「あんた最近なんなの。」
な、なんなの…？？？？どういうこった…。
ユウ「ど、どう言うこと？」
ゆめの眉間にわかりやすくしわが寄る。
ゆめ「は？あんた本気で言ってんの。」
その瞬間、肩を押された感覚がした。
突然だったので、簡単に後ろへ転んでしまう。
受け身を取ろうとした手のひらを見ると、痛々しく血が滲んでいる。
ゆめ「なに、何なんだよお前！」
ゆめの顔を見ると、顔は赤くなり目に涙が浮かんでいる。
ゆめ「どう言うことって…！お前は無意識でみんなから…なのに私は‼︎‼︎」
ゆめは私に蹴りを入れてくる。
さっき転んだ時の痛みが残っているのでうまく抵抗できない。蹴られた箇所がジクジクと熱くなる。
ゆめ「お前さ、調子乗ってない？最近みんなから優しくされて好かれるようになって！ガチきしょいんだけど‼︎」
挙句髪を引っ張られる。すごく痛い。自然と目に涙が溜まってしまう。
ゆめ「お前なんか一生嫌われものでいろよ‼︎てか早くいなくなれ！」
ゆめはついに私の顔を殴ろうとしてきた。
おかしい。いつもはバレないように見えないところを殴ってくるのに。
今日のゆめは冷静さを欠いている。
？「おい、何をしているんだ。」
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推しが尊い - どの夢小説見てもヴィル様がまじでいい人すぎて泣く (5月1日 14時) (
レス) @page19 id: 653187292b (このIDを非表示/違反報告)
すす - めっちゃ面白すぎます、夢小説でこんなに続きが気になるの初めてです、、、続き楽しみにしています(;_;) (4月22日 23時) (レス) @page36 id: e44ad229ef (このIDを非表示/違反報告)
ありおりはべり。(プロフ) - 髑髏さん» わー嬉しいです！ありがとうございます！続きはしばしお待ちください🙏 (3月29日 17時) (レス) id: f0c4f4195c (このIDを非表示/違反報告)
髑髏 - え、無理とうとい。続きは？続きは何処ですか？？？今すぐ作者さんにマドル捻じ込みたい。（hey policemen‼︎） (3月29日 2時) (レス) @page34 id: 4e37b35646 (このIDを非表示/違反報告)
ありおりはべり。(プロフ) - 九尾さん» 身に余るお言葉恐縮です！今テスト期間なので更新は遅くなってしまいますが、楽しみにしておいてくださいね！ (1月21日 22時) (レス) id: f0c4f4195c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありおりはべり。 | 作成日時：2023年9月9日 20時
