ひゅーひゅー ページ11
ユウ「はい⁉︎⁉︎⁉︎⁉︎」
聞き間違いか⁉︎いま、け、けけけけ結婚って…！
ｼﾞｪｲﾄﾞ「あぁ嬉しいです！2回もはいと言ってくれた！これで僕たちは晴れて夫婦に…」
聞き間違いではなかったようだ｡
待って大丈夫かこの先輩｡
ユウ「いや、承諾の返事じゃなくて聞き返したんです！結婚しませんよ⁉︎」
ｼﾞｪｲﾄﾞ「おや？」
おや？じゃねぇよ！
なんだよつい数分前までは私のこと嫌ってたくせに！
手のひらくるっくるだな！
ｼﾞｪｲﾄﾞ「僕は貴方のことを勘違いしていたようだ。」
ジェイド先輩は感嘆の声をもらし、壁に寄りかかる私の横に手をついた。
これって所謂壁ドンというやつでは…⁉︎きゃー。
ｼﾞｪｲﾄﾞ「こんなに素敵な歌を僕に教えてくれた上に、きのこが大好きだなんて…！」
ん？きのこ大好きって言った記憶がないぞ？
構わず先輩は続ける。
ｼﾞｪｲﾄﾞ「ユウさん、大好きです。」
…ぇ｡
ぁ、あ…
な、なんか、真面目な顔でそんなこと言われると普通に照れるって言うか…｡
私は顔を隠すように背ける。
ｼﾞｪｲﾄﾞ「おや？おやおやおや？」
すると先輩は煽るようにこう言う。
ｼﾞｪｲﾄﾞ「照れているのですか？」
私はギクリ、と大袈裟なくらい肩を揺らしてしまった。
しまった、これじゃあ動揺してるのが丸わかりだ。
ジェイド先輩の顔を見てみる。
何か、愛しいものを見るような目だった。
綺麗なオッドアイに吸い込まれるようだ。
先輩は、私に顔をどんどん近づけてくる。
ｼﾞｪｲﾄﾞ「好きです。ユウさん｡」
まってこのまま行くとキッスしちゃうよ！
やばいやばいやばい
てかこの人チョロすぎないか？？？？
私歌教えてきのこ好きって言っただけだよ⁉︎
あーもう男子校だからってそんなに簡単に女子を好きになるなよ！
ゆめもいるだろ！てか先輩絶対ゆめに気あっただろ！
頭ではそんな考えが次々と浮かぶが、驚いてしまって声も出せない。
ま、まって。
これはまずい。先輩の顔が本当に近くにある。
気をつけないと息もかかりそうだ。
ｼﾞｪｲﾄﾞ「ユウさん…」
先輩が私の名前を呼ぶ。心臓がドキンと跳ねた。
もうダメだ…！私は目をぎゅっとつぶった｡
途端聞こえるバタバタとした足音。
？？？「ユウさん！申し訳ありません！」
その声はドア付近から聞こえた。
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推しが尊い - どの夢小説見てもヴィル様がまじでいい人すぎて泣く (5月1日 14時) (
レス) @page19 id: 653187292b (このIDを非表示/違反報告)
すす - めっちゃ面白すぎます、夢小説でこんなに続きが気になるの初めてです、、、続き楽しみにしています(;_;) (4月22日 23時) (レス) @page36 id: e44ad229ef (このIDを非表示/違反報告)
ありおりはべり。(プロフ) - 髑髏さん» わー嬉しいです！ありがとうございます！続きはしばしお待ちください🙏 (3月29日 17時) (レス) id: f0c4f4195c (このIDを非表示/違反報告)
髑髏 - え、無理とうとい。続きは？続きは何処ですか？？？今すぐ作者さんにマドル捻じ込みたい。（hey policemen‼︎） (3月29日 2時) (レス) @page34 id: 4e37b35646 (このIDを非表示/違反報告)
ありおりはべり。(プロフ) - 九尾さん» 身に余るお言葉恐縮です！今テスト期間なので更新は遅くなってしまいますが、楽しみにしておいてくださいね！ (1月21日 22時) (レス) id: f0c4f4195c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありおりはべり。 | 作成日時：2023年9月9日 20時
