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6話 ページ6

光くんにミツバくんのことを沢山聞いた。





「三葉は、生意気で、女顔で口が悪くてワガママだったんだ。」





「あと…声もうるせぇしカメラオタクで、、暗らいし猫かぶりで、、」





そう言っていると光くんは暗いけどどこか懐かしさを喜ぶような顔をしていた。





思わず光くんの頭を撫でる。




「…なんだよ、」







「光くんはミツバくんにとっていい友達だったんだろうなぁって思って」




「…俺があいつにとっていい友達、?」





「うん、今のお話を聞いた感じそうだよ。










それに、あの日私が屋上から見た君達は凄い…眩しかった。」



ミツバくんが写真を撮って光くんが何かを言って笑いあってる姿を思い出す。



「眩しかった…?」





「うん、私には無理な事だから。









人とあんなに眩しい笑顔で笑いあうなんて」





光くんは何言ってるんだこいつ、みたいな顔で見てくる。


やめてよ。面白い




「今日はもう帰りなよ、光くん




もう夜だし。」






すっかり当たりが暗くなっていることに光くんは気づいたのか慌てた様子で走っていった。





と思っていたが急に足を止めた。



…忘れ物かな?




「じゃあな!A!」





光くんは本当に眩しい笑顔でいっぱいだ





「…またね、光くん。」

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作者名:シロツメクサ | 作成日時:2022年3月3日 22時

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