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5話 ページ5
「三葉惣助は…いなくなった」
「え」
いなくなった。怪異にとってそれは消滅を意味するだろう。
じゃあ、私は多分、とても、失礼なことを光くんに言っていたのでは?
「…えっと、その、…ごめん。」
申し訳なさでいたたまれない。
「…別に、悪気があって言ったわけじゃないだろ?
それに三葉が消えたのはAのせいじゃないし….」
あ、名前。
ずーっとさっきまでお前とかだったのに
「…ねぇ光くん。ミツバくんとは友達だったの?」
「…?あぁ、友達だったぜ」
「じゃあ、私とも友達になろっかぁ」
ふにゃりと笑ってみせると光くんの顔はまた赤くなった。
「単純だね光くん」
笑いながらいうと
「うっせーな…」
顔を隠してる光くんが。
本当に光くんは面白いね
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作者名:シロツメクサ | 作成日時:2022年3月3日 22時