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20話 ページ20

「むぅ。」




私は今、ミツバくんと光くんたちの戦いを黙って見ている。






つかさくんに捕まっているせいで。




私は確かに殴った。ミツバくんの右頬を。

これで一応気が晴れたけども!!

まだボコボコにしたかったのに!!




殴った後につかさくんが私の腕を掴まれた。



目の前の光くん達はピンチそうだし、何より見てるだけというのはとても




「つまんない。





それに、いいの?つかさくん



ミツバくん、あまねくんにやられちゃいそうだよ?」




「大丈夫ー。ミツバけっこー強くなったから」


ふーんっと相槌を適当に打つ。



しばらく2人の様子を見ていた。

あまねくんの言葉にミツバくんは拒絶をしてあのしっぽのようなものを暴れさせた。




部屋が崩れていく。



「っ光くん…」





石の下敷きになりそうな寧々ちゃんを助けようと光くんが走っているが光くんも石の下敷きになりそうになっていた。





気づいてないっ?!





私は暴れてつかさくんから逃れようとした



「暴れちゃダメだよーA」


「離してよつかさくん」



私のことを止めてきたつかさくんを睨む。



「そんなに心配しなくてもほら見てみなよー

ほらミツバがAのトモダチのことも守ってくれたんだしぃ」


急いで光くんの方を見る。



ミツバくんが寧々ちゃんと光くんの事を守っている姿が見えた。

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作者名:シロツメクサ | 作成日時:2022年3月3日 22時

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