天使の転生事情【イナイレ・エイリア編】 (ページ4)

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雷門へページ4

なんとか、グランやバーンに解放されたけど

まだいるんだよね、私の隣に。

今、雷門は何してるかわからないし…。

ガ「…なるほど」

何かを見て、ガゼルは言った。

バ「あ？どうしたんだよ」

納得したようなガゼルに、バーンが問う。

ガ「雷門は今、白恋中に向かっているそうだ」

白恋……

吹雪…！！

グ「…どうしたの？Aちゃん」

『え、えっと…』

どうしよう……

このままエイリア学園にいるのも、悪くはないけど…

正直に言うと……雷門の所、行きたいです。

グ「…連れて行ってほしい？
雷門の所」

『！？』

な、なんでバレた…！？

バ「顔に出すぎなんだよ」

『え！？…そうなんだ…』

私、顔に出るタイプなの…。

ガ「ふっ…今度会う時は、敵同士かな」

『えぇ…それも悲しい…』

バ「ほんと、お前って変わった人間だよな。
ま、そこが良いんだけど♡」

……バーン

なんか、キャラ変わってない？

ガ「君が♡とか付けると、気持ち悪くて吐き気がするよ」

バ「あ？んだとっ！！」

グ「まぁまぁ、じゃあ俺、Aちゃん連れて行くから」

ケンカを始めたバーンたちを、グランが止める。

グ「Aちゃん、俺に掴まって」

『う、うん…っ』

私は、グランの体に抱き着いて

ｼｭﾝ

エイリア学園を出た。

バ「あいつ…何気にAに抱き着かれてたし」

ガ「バーン、後でグランを絞めようか」

2人がそんな会話をしていたなんて、もちろん知らない。

それに、雷門の所に行く時

グ「…/////」

グランが顔を赤くしてたのも……知らない。