もう1人の吉田松陽の弟子 Part２ (ページ15)

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今日は全員で松陽に続いて素振りをする。

日頃サボりまくりの私からすればつらい。ほんとに。

銀時だってさぼっているのに、

なぜここまで違うのか。理由は簡単。

...性別が違うからである。

ほんとに男子ってずるいよね。←

松「では、ここからは各自で練習してください」

松陽のその言葉を聞いて、みんな稽古を始める。

相変わらずめんどくさがり屋な私は

銀時と高杉は今日もやるのかなあ

と思いながら、ぼーっと眺めているだけだが。

銀「ヅラ」

『...なに言ってんの、ついに頭逝っちゃった？』

銀「違ェよ」

『じゃあ、誰か鬘被ってんの？』

銀「それは知らねー」

じゃあ、なに

と聞けば、どうやら桂のことを言っていたらしい。

3文字は長いから2文字にしたらしい。

高杉なんか4文字じゃん。高杉の方が長いじゃん。

銀「オイヅラ、たまには俺と1本闘ってみるか」

桂「は？誰だヅラって」

叫んでも聞こえなかったからか、

わざわざかつ...じゃなくてヅラの所へ行った銀時。

銀「もうあの高杉(バカ)と

闘るのは飽きちゃってよ勝つの目に見えてるし」

高杉は腕を組んで自分の方が勝ってるという。

57勝56敗、合計113試合。

私は2人に10回ぐらい闘わされたけど、

1回も勝ててない。

どーせ、勝てないですよーだ。

一生言ってろクズな天然パーマコノヤロー！